ブリティッシュなコート、忘れた頃に詳細を。
みなさんこんにちは。
今日も見に来てくださってありがとうございます。
今年は9月にパリを控えていたものだから気持ちがずっとそちらの方向を向いていたのですが
それにもかかわらず、秋以降のテーマはロンドンと決めていました。
決めていました。というか、これ毎年言ってしまっている気がします。
秋冬ってどうしてもロンドンテイストに目が行きませんか?
梅田の阪急百貨店での英国フェアも毎年10月、
そのあたりから街にはロンドンテイストのタータンチェックなスカートやストールが目立つようになりますよね。
暑い夏はどうしたって軽くて涼しい服装を求めてしまうけれど
それを通過すると、深みのある色やしっとりと重みのある素材を求めてしまうから特に目がいくのかも。
もちろんロンドンといえばリバティプリントも。
春夏に心を浮き立たせてくれたリバティプリントの生地、
素材が薄手のコットンなので寒くなって来るとそれ一枚で着て過ごすことは難しいけれど
柄の中の色を一つ選んで、タイツやニットの色とリンクさせたりするのも楽しいですよね。
リバティプリントのことは考えるだけでうきうきするし
書いているだけでたのしいなぁ。
そんなロンドンテイスト、今年は異例の8月に手を出しておりました。
というのもジーザスがお盆の時期にアメリカに行っていたので、10日間お暇&自由になった私は
せっかくだからイレギュラーなことがしたい。
という思いから、まさかのウールのコートを製作しました。
もちろんジーザス不在の間だけでは完成しなかったのだけれど、
そんな理由で8月は中盤からずっとコートを縫っていました。
(クーラーでキンキンにお部屋を冷やして、レッグウォーマーを身につけて。)
そのコート自体は既に見ていただいたのですが
コートの詳細というか、裏地なども見える状態の詳しいご説明は
暑苦しさのために控えておりました。
もう10月も下旬だし、ウールのコートもいいでしょう!ということで
写真を撮りました。(それが昨日)
覚えておられますでしょうか
こんなコートです
柔らかくて手触りの良いヘリンボンウール。
ジャケットにもできるくらいの中厚地だったので
こんなトレンチコートのようにパーツや重なりの多いデザインにピッタリでした。
近ごろモノトーンに茶色を合わせるのが好きで
このコートはボタンとバックルと裏地が茶色。
まさに好みの組み合わせ。
あと嬉しいことに
生地が柔らかいからか、着丈も長く生地の分量も多いのに着心地がとても楽なんです。
ウエストをベルトでキュッとして着ることを前提として考えていたのですが
意外とベルトを閉めないでバサっと羽織るように着ても可愛いのです。
ベルトを後ろで緩く結んで前を閉じるのもスッキリして良さそう。(これは着画で見ていただきますネ)
生地の雰囲気やこのコートのサイズ感はメンズテイスト。
まさに雨のロンドンが似合いそうなのですが
こういうメンズライクなアイテムを女性らしく着こなすのが今回の目標。
手袋やスカーフやストール、タイツや靴下など
秋冬は小物遊びの幅が広がるのでそれも楽しいですよね。
こんなウールのコートを見ていただいておりながらも
今日の大阪は台風の影響なのか
まだ蒸しっとしていて梅雨のようなお天気。
きっときっと、11月に入った途端にグッと気温も下がって秋らしくなりますよね。
さすがにウールのコートはまだ少し先かもしれませんが
秋冬を想像して楽しむのには良い季節となってきました。
今年はこのコート以外に少なくとも1着はコートを仕立てたいところ。
みなさんの今年の秋冬のテーマはなんですか?
【今日のティータイム】
パリで買ってきた優しい味のミニマドレーヌ。
そのやさしい味わいをコーヒーで壊してしまうともったいないので紅茶と。
ふだんお家で飲む紅茶はお手軽なティーバッグ。
日本でも買えるCRIPPERのアールグレイ、香りがすごく良くてお気に入りです。
次回はまだ暑いと思いますが
ブリティッシュコートの着画を載せさせて頂けたらと思っています。
今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます。
それではまた!