『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編⑦(言葉)
隆二「たっくんの分も食べちゃおっか?」
臣「そうだな、今のうちに…」
二人の会話を聞いて、隆臣は慌てて炬燵から這い出てきた。
隆臣「たぁくんのおやちゅ、ダメよ💦」
ハイハイして出てきた所に、臣と隆二が待ち構えている。
隆二「ほら、出てきた!」
隆臣「きゃあああ‼︎びっくりした😵」
隆二「この、わんぱく坊主め‼︎」
ハイハイして逃げようとするのを臣が遮った。
「おーし♫捕まえた」
隆臣「きゃあ💦」
隆二「パンツ一丁の坊主には、こちょこちょ攻撃だ!」
臣が捕まえた隆臣のワキを隆二がくすぐる。
隆臣「きゃはは💦やーら!パーパくしゅぐったい‼︎やーめ💦」
隆二「今のうちだ‼︎スウェット貸して!」
臣「ほいっ!」
隆臣「ズボンやーら‼︎パンチュでいいの💦」
隆二「おヘソ出してたらカミナリ様に狙われるぞ〜!」
隆臣「ホントに?コワイね〜😱💦」
臣「保育園でパンツ一丁になったら、女の子達に嫌われるぞ 隆臣」
隆臣「そーなの?」
やっと大人しくなって、スウェットを履いた。
隆二「急に言うこときいた!やっぱたっくんも女子には嫌われたくないんだ」
臣「え?そーなの?隆臣」
隆臣「なーにがぁ?わかんなーい」
臣「そっか 」
「ずっとわかんないままでいてくれ 笑」
隆二「ハハハ…」
隆臣「ねぇ!たぁくんのおやちゅ、まだある?」
臣「色気より食い気」
隆二「心配しなくても食べたりなんかしないよ」
隆臣「よかったぁ💦」
隆二「ここでたっくんにクイズです!」
隆臣「あい♫どーぞ」
隆二「これはなんのジュースでしょう?」
ジュースが入っていたパックを見せた。
隆臣「パイナポー!」
隆二「大正解 よくできました笑」
臣「めっちゃ発音良かったな…今のビデオ撮ってないよね?」
隆二「あー‼︎しまった💦」
慌ててハンディカメラを構えた。
隆二「たっくん、今のもう一回repeat after me OK?」
隆臣はストローでパイナップルジュースを一口飲んで返した。
隆臣「もう、おしまいよ、パーパ」
隆二「マジで?💦」
臣「しくったな…」
ピンポーン♫
玄関のチャイムが鳴った。
隆臣「あー!ひーしゃんだ」
臣「帰ってきたね、メス猫ニャーにゃ」
隆二「インターホンで確認するから待ってよ、たっくん」
隆臣「ニャーにゃ帰ってきたのよ!お迎えしなきゃ」
隆臣はまた元気よく廊下に走り出た。
隆二「…ニャーにゃと陽翔くんがいたらもう無理だ、臣」
臣「じゃあ、隆臣《言葉の記録》は?」
隆二「これでおしまい」
完
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