『橘に鶯』インタビュー#9 村上愛梨
露と枕『橘に鶯』インタビュー、第9弾は劇団員の村上愛梨です!
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!ピース!
これまでの露と枕作品の印象と、それと比べた今作の印象について教えてください。
露と枕作品はいつも究極のラブストーリーだなと思っています。絶対に恋と愛が外せない感じ。そして、心は繋がっているのに最終的に別れが来て結ばれないことが多い気がする。例外もありますけどね!
今回は初めて、すでに結婚した2人が話の軸にいます。恋愛という関係をすっ飛ばして結婚させられてしまった2人が、真に夫婦として結ばれるまでを描いているような気がします。そういう意味で今までと逆だなと。
ほかの出演者の方の印象はいかがですか?
みなさんアイディアが豊富で、毎回すごいなあと圧倒されています。こんな素敵な方々と一緒に作品作りができて嬉しいです。負けないように頑張らないとです!チーム戦なので勝ち負けじゃないんですけどね。
愛梨の演じる諌山という役について、どのような人物だと思いますか?
また、ご自身の役の見どころもあれば教えてください!
私の演じる諫山(いさやま)は恋バナでコミュニケーションが取れる人だなと思ってます。私は人の恋バナを聞くのは好きなんですが、自分のことを話すのが苦手なので羨ましいなあと。自己開示が上手で、周りに気を使わせずに今の自分の気分をちゃんと伝えられる人だなあという印象です。
見どころは、飲み会のシーンですかね。お酒に思いっきり負けてます(笑)。どういう風なシーンになるかまだ未知数ですが面白いシーンになればいいなと思ってます。
今回の作品のテーマ「変化と伝統」についてどんな印象を持っていますか?
難しいテーマですよね。時代や社会はどんどん変わっていくもので、伝統に固執しているとあっという間に置いてかれてしまう。でも伝統を変えるのも難しいんですよね。組織の文化にも「そういうもの」として根付いていて、おかしいってことにすら気づかないこともある。その中で自分1人だけがおかしいと叫んでも中々周りに響かないというか。だからちゃんと時代に合わせて変化させられている団体や人はすごいなと思います。
日常の中で、続けるか迷っているけどなんとなく続けてしまっていることはありますか?
動画配信サービスのサブスクですね。私は今3つの動画配信サービスに入ってるんですけど、これ3つも必要か?って定期的になります。でも、そのサービスでしか観られない作品をピンポイントで観たくなることが多くて解約できずにいます。
あと最近、TSUTAYAのDVDのサブスクにも入ってしまいました…。配信されてない映画や舞台のDVDとかも借りられるので、すごい便利なんですよ。そして、これ1つでいいんじゃないか?という葛藤がまた訪れています(笑)。
どんな人にこの作品を観ていただきたいですか?
これまで私と出会ってくれたみんなに観て欲しいです。私の今年の舞台出演はこの作品だけだし、この先も舞台の予定ないので。普段のショート動画の活動も、究極は劇場に足を運んでくれる方を増やしたくてやってます。だから少しでも興味を持ってくれたら、気軽に足を運んで欲しいな。この作品が初めての小劇場です!って言ってくれるのめちゃくちゃ嬉しいので!!
最後に、意気込みをお願いいたします!
精一杯頑張ります!よろしくお願いします!
マジで観に来てください!!
ありがとうございました!
「老いてしまった伝統と、これからも老いていく、私たちの物語。」露と枕の新作公演は、「変化と伝統」をテーマに、「継承と深化のための“不変”と“変化”」を描く。
露と枕Vol.9『橘に鶯』
2024年11月13日(水)~17日(日)
王子小劇場(〒114-0002 東京都北区王子1-14-4 地下1階)