『橘に鶯』インタビュー#10 小林桃香
露と枕『橘に鶯』インタビュー!
最終回は劇団員の小林桃香です。
お願いしまーす。
これまでの露と枕作品の印象と、それと比べた今作の印象について教えてください。
これまでの印象か……作品によってものさしが私的には「えぐめ」「やさしめ」みたいなのがあるんですが、今回のは「やさしめ」?のほう?かな?旗揚げくらいが「えぐめ」多く、近年の作品は「やさしめ」ですが、多分そうなるはずです。いや、演劇は演劇だから「えぐ」などないか…。などと…。
ほかの出演者の方の印象はいかがですか?
皆様マジで皆様、お芝居が素敵なのはもちろんのこと(舞台上で会えるのが楽しみ)、ノリが良く、休憩中などもおしゃべりしてくれて嬉しいです。本当に嬉しいです。全員優しくて可愛らしいです。すみません全員でまとめて。全員の共通の好きなところでした!
桃香の演じるかなめという役について、どのような人物だと思いますか?
また、ご自身の役の見どころもあれば教えてください!
田路かなめ役です!鳥籠の中の鳥ですね。話すのが苦手でどうにかしないといけない。変わらなきゃいけない。
…変わらなきゃいけないと思っていない人間はいるのでしょうか…ふと。
見どころは、劇団員の村上愛梨と久しぶりに舞台上での何ラリーかの会話があるんじゃないかな?!多分!嬉しいですね
今回の作品のテーマ「変化と伝統」についてどんな印象を持っていますか?
変化と伝統、思うことたくさんあります。何の話だよってなるかもですが、長年受け継がれてきたものを続けたいという気持ちと、周りの変化に合わせて変えなければならないことと。先人たちは変えるべきだよって言いますが、その当事者となるとなかなか難しいんですね。かなめに通じるところもあるのかな?!わかんない。
そうだなあ自分からすすんで何かを変化させようとしたことは…ないなあ…。そういう人間なんだなあ…。わあ…。
日常の中で、続けるか迷っているけどなんとなく続けてしまっていることはありますか?
キャンディークラッシュソーダ(ケータイのゲーム)です!だいたいこういうのは続けるか迷うというか、なんというかやめるという決心をつけるのが難しいですね。そう考えると全部そうですね身の回りの全て。よくないと思ってる習慣の全て。
どんな人にこの作品を観ていただきたいですか?
老若男女みんなです!
最後に、意気込みをお願いいたします!
おっきい声で頑張ります!
ありがとうございました!
「老いてしまった伝統と、これからも老いていく、私たちの物語。」露と枕の新作公演は、「変化と伝統」をテーマに、「継承と深化のための“不変”と“変化”」を描く。
露と枕Vol.9『橘に鶯』
2024年11月13日(水)~17日(日)
王子小劇場(〒114-0002 東京都北区王子1-14-4 地下1階)