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記憶 少年院の少女たちの未来への軌跡

2024.10.27 16:43

こころのほし上映会 開催のお知らせです☆


2024年11月10日(日)山口市小郡地域交流センターにてふたつの映画を上映します。


「ママのおなかで笑っていたよ~パパも大好き~」10:30~11:30(60分)

「記憶 少年院の少女たちの未来への軌跡」13:00~14:50(110分)


「記憶」上映後には、保護司の方を交えてみなさんで気軽にお話しませんか?

座談会(15:05~15:50)も予定しています。

〝上映後にみなさんの意見や気持ちも聞きたかった。話す時間があると良かった。〟との声が多かったので、このような時間を設けてみました(お申込みフォームにご参加のご意向を伺う箇所がありますが、あくまでご意向です)。


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今回上映する「記憶」は、少年院少女たちたちと女子少年院のドキュメンタリー映画です。


自らも女子少年院で過ごした経験のある中村すえこさんが、1年かけて女子少年院で4人の少女に話を聞き、少女たちが赤裸々に過去を語ってくれています。


また少女たちを見守る法務教官、職親プロジェクト代表、保護者などにもインタビューし、彼女たちの抱えている悩みや将来についても語られています。


少年院に収容される少年少女は犯罪をした加害者ではありながら、その前に被害者であるケースが多くあります。この事実を多くの方に知っていただきたいと思います。


それなのに、少年院で学び新しいスタートをするのに社会が大きな壁になっているのはなぜでしょうか。

少女たちの赤裸裸な言葉を、私たち大人や社会は受け止め、考えていかなければならないと思います。


誰からも愛されず、幸せを感じたことすらない、子どもたちにそのような思いをさせていいのでしょうか。


彼らが問題行動や非行をした時、そのことに対しどう捉え、考えておられますか?

「迷惑なことばかりして、ダメな子だ。」

だから、距離をおく(ただ壁をつくり遮断する)・・そのような方が多いように感じています。

それでも、彼らは『これから生きていかねばならない』のです。

誰しもがそうだと思われせんか。


『ダメな子だ』とレッテルを貼られた彼らの未来を考えたことはありますか?彼らは心の奥底では一生懸命に生きようとしているのです。ただ、それしか表現方法が分からなかったのです。


彼らの行動の奥に隠された事実を見つめ、一緒に考えて行きませんか。


決めつけるのではなく、社会全体で誰しもが寄り添いの心を持つことで、彼らの心の糸を少しずつほどいていくことは出来る、と信じています。


ぜひ、多くの方にご覧いただきたい映画です。


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<前回上映しました「記憶2~少年たちの追憶と贖罪」のアンケートより>


・「自分自身が幸せになれる環境」それは全て大人の問題 大人に託されている......響きます。

・子ども達が悪いのではなく、環境。どう理解していくか。行動(非行・言動)の中に、その子(善な子)の心をわかるように見ていく。気づくような声かけ、しつこくねばり強く声をかけ続けることを教えていただきました。

・支え合って生きていける社会が必要。 特にこどもの声を発信していける場が必要。

・考えさせられる映画でした。不登校の子供を抱える親なので一歩対応を間違えると非行などに走ることもあるだろうなと思いました。しっかり愛情をかけて否定ばかりしないように気を付けたいです。

・少年院の子たちが"普通"というか…特別ではないのだと驚かされました。想い、話しぶり、姿勢、身の回りにいる子どもたちと同じように感じられ、本当に紙一重なのだなと緊張感がありました。自分の現状(過去)と向き合い、軌道修正を図れる強く柔軟な心を持ち続けられる子であり続けてほしい。子どもたちとの関わり方の学びになりました。

・一昨年から昨年にかけ、「ケーキを切れない少年たち」のシリーズや、家裁調査官を主人公とした小説を読む機会がありました。今回記憶2を鑑賞する機会を与えて下さり活字とは全くレベルの違うリアルに圧倒されました。少年たちの更生の難しさを考える時、本人の力だけではなく、周囲の大人にヘルプを求めること、また信頼できる大人の存在など私達大人や社会に突きつけられているような気持ちがしています。

・おそらく、内容の想像はありました。 なかなか難しい問題です。犯罪ばかりではなく子供たち(大人も?)を取り巻く環境は以前にもまして厳しいと感じます。人々、近所等の交流も減り、おせっかいおばさん、おじさんもいなくなり、学校の先生も忙しすぎるあまり家庭内のゴタゴタを外に出したくない、知られたくない…その中で悩みを抱える子供たちはどうしたらいいのかな?このような映画等は希望者のみでなく、もっとたくさんの人が見た方がよい。子供たちも、情報の一つとして知っておくことがよいと思う。

・問題をかかえている子どもの想いを一つ一つ具体的に知ることができて、感動すると共に、自分自身のこれまでの対応もまちがっていなかったと思うことができた。親子であっても1人1人の個性や思いは違っていても当然だと思っている。

・非行少年の赤裸々なストーリーで、色々なことを考えさせられました。私自身少年時代ではないですが非行に走った経験があるので、私と少し重なった部分もあります。私自身、今後できる限りの支援をしていきたいなと。償いという形です。

・改めて、めぐりあう人によって生き方が変わっていくことを感じました。

・学校の教員にも必ず見て欲しい内容だと思います。

・子供達にとって本当に心身にかかわる環境が大切だと思いました。 私たちの会も青少年の健全育成に取り組んでいます 「子供基本法」唱えられているように、すべての子供達が愛され、幸せになることを祈っています。

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みなさまからのお申込みをお待ちしております。

お申込みはコメント欄からどうぞ☆

※この上映会は山口きらめき財団、山口県厳島会からの助成を受けて開催します。

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こころのほしは、子どもの問題行動や非行を未然に防ぎたいという想いで親子に寄り添う傾聴活動をしています。