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関東運輸広報

茨城運輸支局 交通バリアフリー教室

2024.10.28 05:46

茨城運輸支局(支局長 勝家 省司)は9月17日から水戸市(5校)、潮来市(2校)において(公社)茨城県地方自治研究センター 有賀 絵理研究員や自治体職員、社会福祉協議会の職員の方々を講師に招き、バリアフリー教室を開催した。

茨城運輸支局では例年、小学生に高齢者や障がい者、障がい者を介助する人、バスのお客さん、バスの運転士の立場になって体験を行い、①本人の気持ち ②介助者の気持ち ③運転士やお客さんの気持ち の3つを考えながら体験・発表をする教室となっている。

参加した小学生から、「優しくサポートしてあげるのが良いなと思う。」、「車椅子の方より、高齢者の方をサポートするのが難しかった。」、「車椅子のスロープでのサポートが大変で難しかった。」、「お客さんになった時には高齢者の方などをサポートしたいと思った。」などの声が聞かれた。

有賀研究員からは「生活をするって大変なんだな、不自由があると大変なんだなと感じてくれたと思います。本人はみんなの手を借りて、介助さんをはじめ、お客さん、運転士さん、まわりの方の手を借りて生活が成り立っています。だからこそ忘れてはいけないのは “ありがとう” という気持ちです。どんな小さい事でもしてくれたり、助けてくれたり、何かサポートしてくれたり、声をかけてくれたりした時には、“ありがとう”という言葉、皆さんもふだん使うと思いますが、それが一番大事なんだと今日は学べたと思います。」などと話があった。