【旅のすすめ】ASEAN 10カ国踏破した。
大学在学時に行いたかった目標を1つ達成した。
まず、
ASEANってどこだ?
簡単にいうと、東南アジア諸国。
ほら、EUって聞いたことあるでしょ?
政治的、経済的に協力して成長していこうぜという地域協力機構。
ASEANはタイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、ミャンマー、フィリピンの10カ国で形成されている。
要するに、東ティモール以外の東南アジア諸国全部に行ったということだ。
約3年間かけて、渡航した。
「旅人」
とはよく言われる言葉だ。
旅とは何か?
自分なりの旅の定義は
自分の足で踏み、目で見て、頭で考えて、口、鼻、耳で味わうこと。
その地を、生きてみる。
僕にとっては旅は趣味みたいなもの。
もちろん、価値観は人それぞれ違うだろう。
「自分探し」「価値観を変える」「非現実的な経験」
などなど。
僕にとって、旅をしたからといって価値観は変わらないし、自分探しのためでもない。
価値観の幅を広げるきっかけであり、そこからその価値観を深め、形成していくのはは自分次第だ。
ところで、初めて東南アジアに行ったのは19歳の時だった。タイ、カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポールの5カ国をザック1つで旅をした。
大学で国際開発協力、主に東南アジア地域を専攻していたので、机上で学んだことと、その現実をこの目で見たかった。
私は、その旅を通して、旅の価値のデカさに気付いた。
何回も言ってきているけれど旅は、特に一人旅は、学ぶものが多い。
それから、5カ国も行ったし、踏破したいな〜と思いだした。
旅の中でも、色々行った。
時には、インターンやボランティアもした。
条件縛りで行った時もあった。
レストラン絶対入らない、一泊5ドル以下のドミトリーのみ、ソフトドリンクも絶対買わない。飯は屋台のみ。飲み物も水か、道売りのコーヒーやジュース。移動手段も1番安い階級の電車、バス。時にはヒッチハイクもした。
携帯もSIMカードは買わず、WiFiのみで生きた。むしろ携帯パクられて無くなった。笑
現地人が嘆くほど、バカくそ値引きしたり。
そんな貧乏旅もしていた。
でもめっちゃしんどかったから、今は余裕ジュースどころかビール飲むし、携帯も使う。笑
ただ、出来るだけ土地を感じるために、公交通機関使うし、飯もゴリゴリのローカルで食べながら、おっちゃんらと喋る。
飛行機にも絶対乗らない。
自分の中で陸路移動は絶対外せない。
陸路移動ほど、旅心くすぶられることはない。
日本の半世紀前を見ている様な(知らんけど)広がった野原や草原、人々を眺めながら現地人とくそ遅い電車で、何十時間もかけて移動する。
この時間が、その国をゆっくりと感じられる時間だ。
これまでもタイからシンガポールまでを鉄道で縦断、インドネシアジャワ島を鉄道で横断してきた。
旅をすると、様々な文化に触れることができる。
宗教、食事、習慣、建物、人々の生き方。
それはそれぞれの国で違う。例えイギリスやオーストラリアなどの先進国であっても。
海外に行く前に、その国のイメージを膨らませておくといい。
そのイメージは良い意味で、ぶっ壊れる。
現実は、その想像を裏切ってくる。
時には、拒否してしまう習慣や物事にも遭遇する。
その時は、何も考えずやること。めっちゃおもろいから。
それが自分の経験値となる。
そして、知らない国で自分の力で生きなくてはならない。
これが、自分の価値観の幅を広げてくれる。
自分の力で生きようとする時、頭を使う。そうすると、1人では生きられないことに気づく。その時、必要なのは「人」だ。
人にももちろん、親切な人、優しい人もいれば、インチキする人、ものすごい嫌な人もいる。
「人」を見極めるのも自分の力だ。
見極めるには、人とコミュニケーションを取りまくるしかない。
旅の中で、こういった力も自ずとつく。
旅の中では、知らない知識、物事、環境など様々なものに出会い、受け入れて生活する。
大変だけれど、それが何より楽しい。
僕はずっと旅をして生きていきたいかというとそうではなく、僕にとっては趣味。
楽しくて、自分の馬力を上げてくれる。
ただ、旅というものの価値を広めて、多くの人、特に若者に海外に出てもらいたい。
今、割とその手段は考えている。
ちょっと日本という島を出てみればオモロイことが沢山あるぞ。
是非、どんどん海外に行ってみて欲しい。
なんなら僕みたいに旅してみて欲しい。
これを見て、旅をしたいと思ったら是非。
そして、行ったら感想を教えて欲しい。
そんな僕は今から日本に帰る。