第37回東京国際映画祭が、228名もの豪華ゲスト登場のレッドカーペットで開幕!
10月28日(月)日比谷にて第37回東京国際映画祭が開幕!
初日となったこの日は、国内外から駆け付けた228名もの豪華ゲストがレッドカーペットを歩き、オープニングセレモニーも行われた。
コンペティション国際審査委員。中央が審査委員長のトニー・レオン ©2024 TIFF
★コンペティション部門 審査委員長:トニー・レオン コメント
今年、この審査委員チームの一員になることができ光栄です。私たちの審査が皆さんに満足していただけるものになることを願っています。簡単なことではありませんが、ベストを尽くしたいと思います。皆さんすてきな夜をお過ごしください。
©2024 TIFF
東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から日比谷仲通りにかけて敷かれた162mのレッドカーペットのトップバッターが、オープニング作品の『十一人の賊軍』、白石和彌監督、山田孝之、仲野太賀らが登場した。
★『十一人の賊軍』:白石和彌監督 コメント
『十一人の賊軍』をオープニング作品に選んでいただきありがとうございます。撮影は去年8月から11月までみんな必死に泥まみれになりながら撮影したのですが、ここにいるキャストの皆さんの姿を見て誇らしい気持ちでいっぱいです。映画ではかっこよく汚れているのですけど、この場では綺麗な姿を見れて感無量です。映画を楽しみにしてください。
★『十一人の賊軍』:山田孝之 コメント
昔の設定ではありますが、昔の人たちの行動や考えは現代においても同じだと思います。見る視点によって悪だなと思うこともあるかもしれませんが、結局自分だったり周りの人たちを少しでもいい状況にしようと動いている人たち。そこを自分や自分の周りに落とし込んで重ねて観ていただければ響くのではないかと思います。
白いドレスがひときわ目を引いたのが、フェスティバル・ナビゲーターをつとめる菊地凛子。
★第37回東京国際映画祭フェスティバル・ナビゲーター:菊地凛子 コメント
東京国際映画祭に初めての参加で、このような身に余るお仕事をいただき、この場所に立つことができました。映画を通じて多くの方々と繋がっていきたいと思っております。
Q.東京の並木道を活かしたレッドカーペットを歩いてみていかがでしたか?
東京という凄くユニークな都市の真ん中でこのようなレッドカーペットがあるんだと、歩かせていただいて実感したとともに、本当に沢山の方々がいらっしゃって、映画を観て楽しんでいるんだろうなというのを肌で感じることができました。
Q. 菊地さんにとって映画祭の楽しさはどんなところでしょうか?
映画は一つの共通言語として色んな国の方々と繋がることができる方法だと思っています。映画をもって、会話ができるというのは凄く素敵なことだと思います。
Q. 海外の作品でも活躍されている菊地さんですが、邦画洋画に関わらず、菊地さんの思う映画の良さはどんなところですか?
映画で自分の人生が変わるような、衝撃を受ける作品に出会ってきました。映画の中の登場人物が傷ついたり泣いたり希望を持って生きようとしたりと、その中で一緒になって傷ついたり喜んだりすることで、映画館を出るころにはすっかり元気になって、明日も頑張ろうという風に思えます。子どもの頃から見てきた映画と共に、自分も映画の世界に入って、映画を通じて沢山の人々に色んなことを伝えていけたらいいなという希望を持って日々頑張ろうと思います。
『外道の歌』 ©2024 TIFF
『雪の花 -ともに在りて-』 ©2024 TIFF
『劇場版ドクターX』 ©2024 TIFF
『ルート29』 ©2024 TIFF
『サンセット・サンライズ』 ©2024 TIFF
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』 ©2024 TIFF
豪華ゲストたちの登場で幕を開けた第37回東京国際映画祭は、11月6日までの10日間、日比谷・銀座地区を中心に都内の各劇場、ホールで行われる。
<第37回東京国際映画祭 開催概要>
開催期間:2024 年 10 月 28 日(月)~11 月 6 日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:www.tiff-jp.net
コピーライト:©2024 TIFF