11/1 蠍座新月
先週すっ転んだ上に3日くらい筋肉痛がひかなかったのに、
懲りずに今週も里山登山。
今回はお友達も一緒だったし、少しずつ色づいてきた草木や花も愛でながら
ゆっくり歩いてきたので、あんなにひどい筋肉痛にはならないだろうと思う。
しかし、最後の最後、油断して転ぶ...しかも相当派手に...
なんだろう、やっぱり山羊座冥王星の仕業なのかな?
しかも火星がオポジションになっているから気をつけようと思っているのに。
蠍座を表す言葉に「沼」というのがあるけれど、
今年はそんな表現がぴったりきていて、
かなり意識的でいないと、そこから抜け出すことが難しいのだと気づいた。
安心材料だと思っている環境や習慣ですら、
馴れ合いと思い込みにどっぷり浸かっているだけなのかもしれない。
沼でしか生きられない訳じゃないのだ。
むしろそこから抜け出した方が、本当は身軽に動けるのに。
水のグランドトラインと地と水のミスティックレクタングルがあり、
新月と海王星がトラインを成す新月チャートもかなりの沼感...
打開する方法は、射手座の金星と双子座木星のオポジションの辺りにあるだろうか?
5ハウスと11ハウスの前半には水星と天王星もオポジションを組んでいる。
アスペクトがあるといえ、天王星と火星のセクスタイルはオーブ緩め。
個人天体が下半分に、社会天体とトラサタが上に、とはっきり5対5に分かれてる。
5ハウスは獅子座の領域であり、その反応がダイレクトに外からやってくるけれど、
風当たりの強さにめげず自己の価値観を表現し続ける。
金星=ICルーラーが基盤になって、火星=MCルーラーであり自己(ASCコンジャンクション)実現ができるのだ。
他者や社会から植え付けられた価値観や理想に留まるのでなく、なりたい自分像を自分の内側で明確に描き出すこと。
その自分を社会に打ち出していくことも視野に入れつつ、
今は内側の基盤をしっかりとつくっていくことだ。
「穂つつじ」は終わりかけ。
なんだか蠍座/冥王星っぽいなと思った、狂い咲きのお花たち...
狂い咲きと言われるのが、ちょうど蠍座の季節というのも不思議なもので、
実は理由があってこの時期に咲いているのかもしれないとふと思った。
冬〜春先の花なはずの椿。小さな花を一つだけ咲かせて、どこか艶かしい。
こちらも春のお花の山躑躅やミツバツツジもちょこちょこと咲いていた。
狂い咲きとはいえ花が咲くってことは、
いちかばちか種が蒔かれる可能性もあるってこと。
普通と違う時期だからこそ、賭けではあるけど、
うまく育ったら他のものよりも丈夫になるのかもしれない。
あるいは、進化系的な。
昨今の異常気象や猛暑を乗り切るための、植物の戦略なのか。
私たち人間こそ、常識や「普通」に縛られすぎているのかも。
他の人と同じ時に同じ場所で同じことをできないからって、
自分が出来損ないだなんて思わなくっていい。
ただし腐らずに自分のタイミングで自分の花を咲かせる必要はある。
その時のために、今できることを。