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丁寧な暮らし・住まいをつくる

監督Mの休日**内と外との境界をなくす (コーヒー編)

2019.02.14 07:40

日本の建築では、

眺望を家の中に如何に取り入れるかとか、中庭を設けそこに縁側をつくるなど、

内と外の境界を曖昧にして生活を楽しむ手法が古くからあります。

内と外とのつながりを設けることの心地よさが日本人のDNAには刷り込まれているからかもしれません。

そこでこれからは積極的に「外」で使うものを「内」に取り込んでみよう!

と思い立ちました。

「人生に野遊びを」なんて、キャッチーフレーズの会社もあるくらいです。

内と外とがボーダレスになれば、人生のひとときが豊かになるのではないでしょうか?

そこで今回より不定期で「内と外との境界をなくす」というテーマで

豊かな暮らし方のヒントを考えていきます。

企画の第1弾は

「休日にキャンプで使う手動のコーヒーミルでコーヒーを煎れてみよう!」

です。

楽しそうだし、美味しそう!

やるなら、徹底的にアウトドアを取り入れなければなりません。

迷惑そうな家族の視線を背中に感じつつも、お父さんはそれを気にせず、

納戸から手動のコーヒーミルと、折り畳み式の針金ドリッパー、それにアウトドアのやかんを

ゴソゴソ引っ張り出します。

小さいミルなのでコーヒーメジャーからミルに入れる際、豆が結構こぼれますが、とてもいい香りです。

手動で豆を挽くと腕は疲れますが、豆を挽く感触は心地よいです。

ビヨンビヨンと動くドリッパーは使いづらいですが、家で使っても趣があるようにも感じます。

やかんからだとお湯がテーブルにこぼれますが、惹き立てのコーヒーはよく膨らむように思います。

そして、煎れてみると・・・

やっぱり最高!

コーヒーの味は格別でした。

外を内に取り込むことで豊かな休日を過ごせました。

「内と外との境界をなくす」企画、次は何をしようかな?と思いながら、

納戸の片付けや汚した床やテーブルの掃除をしているのでした。

つづく。

おまけ。

お気に入りのスキレットで,ホットサンドも焼きました。