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【地球から見る、日本の旅 第34回】恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク 『勝山には雪もよく似合う』

2024.11.17 14:15

【いつもの旅先が、全く違う切り口でみえてくる旅を!】

北海道から沖縄まで、よく知っている旅先に「こんな切り口が!」「こんな一面が!」という驚き、発見が沢山の旅を。身近な場所から、世界や、更には地球=ジオが、感じられる旅。ジオツーリズムとは、単に地質の話をお聞きするだけではありません。その地の歴史、風土、暮らし、そして食や農までつながりの一端を、解きほぐしていきます。「地学」だけでも、「旅情報」だけでもない新しい繋がりを見つける旅へ、ようこそ。全国各地のジオパークで活躍するジオガイドの皆さんが、とっておきの旅をご案内します。

今回は、日本有数の豪雪地帯・福井県勝山市からお届けしました。

福井県勝山市といえば、学術的に貴重な恐竜化石が数多く発見されている恐竜化石の発掘地として有名!太古の地層が織りなす大地の物語に多くの人が魅了されています。

実は、この地には「冬」という特別な季節があります。日本有数の豪雪地帯であるこの土地、その真っ白な雪には、地質学的な驚きに劣らない魅力的な物語があります。「北陸の冬」と聞くと、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?毎日雪が降って、太陽が出ない。時には雪が災害にもなる。とにかくひたすら重くて暗い雪国の世界?そんなことはありません。晴れ間には、太陽がキラキラと反射して太陽のありがたみを感じることができます。冬の勝山にはここにしかないものがたくさんあるのです。

雪の重みと戦いながらしなやかに生きる人々、代々受け継いできた雪国ならではの知恵と技。恐竜渓谷の冬、福井かつやまジオパークの新たな魅力に出会う、冬の旅を楽しみました。

【ゲストプロフィール】

川田 香菜子(カワタ カナコ)さん

勝山市ジオパークガイドの会所属。福井県福井市出身。勝山市のお隣、大野市に嫁ぐ。勝山市の福井県立恐竜博物館の解説員の仕事にハローワークで出会い、4年間で恐竜や化石、岩石の楽しさに目覚めてしまう。もっと勝山のことを知りたくなって「ジオパークガイド養成講座」に参加し、勝山市のジオパークガイドに。今は同じく恐竜化石が出る大野市からしばしば越境し、勝山の人と大地と自然を楽しんでいます。