交感神経と副交感神経
今回は、タイトルの自律神経の二つの役割について
書いていきたいと思います。
私は、医師ではありませんので分かっている事を
ザックリお話したいと思います。
もし間違えがあれば、教えて下さいね!
自律神経が、内蔵の機能を調整しているというのは
前回の記事で書いていますが
交感神経と副交感神経は、相反する作用をします。
わかりやすく車で例えられる事が多いですが
交感神経がアクセル全開!(身体を活発に動かします)
副交感神経がブレーキ!(身体を休息させます)
という、二つは反対の役割を担っています。
そして、交感神経は闘争と逃走の神経と呼ばれていて
例えば、格闘技の試合中を思い浮かべて見て下さい。
・体は緊張状態で、心拍数は増加します
・血管が収縮する為血圧は上昇
・目はギンギンに瞳孔が拡大しています
・瞳孔は拡大し
・呼吸は激しくなります
このような緊張状態の時には
「お腹空いた~~」
「トイレ行きたい~~」
「眠たい~~」
などの欲求は沸かないですよね。
それは、命がけで闘っている時に優先する事ではないから
その他の臓器は抑制的になっているということです。
そんな風にボケ~~っとしていたら、すぐさまKOされますね(笑)
格闘技を例えに出したのは、わかりやすくする為だったのですが
人間の日常生活でも日々、同じような事は起きています。
・営業マンが必死にセールスをしている時
・締め切りに終われ、仕事に熱中している時
・すごく怒っている時
・激しいスポーツをしている時
・ワイワイ騒いでいる時
・発表会や、人前で何かを披露するとき口が渇いてしまう
・運転が苦手な人が高速道路を走行中とか(車線変更とか)
・恋愛のはじまり♡
※他にもホルモンの影響などが様々あります。
ちょっと、思いつくのを挙げてみたのですが
要するに、興奮や緊張状態の時という事ですね。
そして、、、
逆の事が起きるのが副交感神経が優位の時というのは
容易におわかりですね(^^)
リラックスしている時、OFFモードの時を想像しましょう
食事中や、団欒中、入浴中、睡眠時など
・食事中は、胃が活発に働いています
・唾液が大量に出てきます(睡眠中もよだれがでますね)
・心臓は、平常時ですので心拍数は減少
・呼吸は落ち着いています
・お腹いっぱい食べて眠気が・・・
・食べたら、トイレで排泄したくなったり
・入浴で体が温まると、血圧は下がります
これは、どなたも容易に想像がついた事と思います。
交感神経と副交感神経とは
どちらが善で、どちらかが悪ではなく
シーソーのように、うまくバランスを調整していて
変化する外部の環境に対し、体内の環境を一定に保ってくれているのです。
これは、意識して出来る事ではないですよね。
たとえば、慣れない仕事をした時など身体は交感神経が優位になり
緊張状態でストレスに耐え頑張っています。
ですが、家に帰った途端に電池切れかのように
風呂にも入らず倒れ込むように寝てしまった。。。
なんて経験はありませんか?
これも、自律神経が副交感神経を優位にして
「身体の疲れを取りなさい~~」と命令をしている為に
身体は、それにしたがって睡眠をとった。
という事なんですね。
だから、眠気がきたら寝ないとダメなんだと思います。
そこを無視していると
今度は眠らなきゃいけないのに、眠れない・・・
というような不調が起こってきます
もしくは、倒れてしまって入院になる場合も・・・
自分の体が一番大切だということを忘れずに
頑張りすぎない事です
長い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。