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空手道【四端塾】

書き置いておかなければいけない事①

2024.11.03 09:18

 書き置いておかなければいけない事の一つ目…です。

 嘗て、1980年代に板橋区東新町に住んでいた頃の話です。

 非常に懇意にしていたIさんという方がいました。何かの折だったのですが、板橋区大山の自宅に伺った時の事です。

 Iさんのお母さんと色々話していた時です。私が長年空手をやっているといった話題になったのですが、唐突に「あぁ空手ね。オーヤマ君は元気にしてるかね?」と。

 「いやぁ空手といっても色々に流派がありますからね、個人名ではいささか…」

 「あぁ、そうなの。強かったのよぉ、あの子。」

 「試合でも見たんですか?」

 「いぃやぁ、昔ね、私は店をやっていたのよ。それでね、いつだったかヤクザに絡まれてさ」

 「?」

 「丁度、オーヤマ君が来ててね。」

 「??」

 「あっという間にやっつけちゃったのよ。」

 「!?」

 「それで空手っていうのを知ってね。」

 私の頭の中は「!?!?!?!?!?!?!?」です。

 (ひょっとしてオーヤマ君って、極真会館の大山総裁? まさかぁ!? でもそれって、「空手バカ一代」に出てた逸話だよね!! それにすぐそこが池袋だし…)

 「あのお、その人ってひょっとして池袋の…」

 「あぁ、池袋で空手の道場やってる筈よ。」

 「!!!!!!!!!!!!」

 あの話し、本当だったの!?

 「空手バカ一代」って、あながち只の漫画じゃなかったんだ……

 因みにIさんも総裁も半島出身ですから、そうしたご縁もあって知り合いだったのでしょう。

 いやぁ、驚きの逸話でした。