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第六回 開催報告

2018.12.27 23:50

冬休み企画としてのロング開催。初参加の親子さんにたくさん来ていただきました。ありがとうございました。

冬休みということもあり、とても賑わう会場でした。

本日のゲームたち。いつもにも増してのこの量!!写真に写っていませんが、実は、机の下にもありました。

もう立卓が定番となりました「カタンの開拓者たち」。

少しずつ難しいものがやりたくなる年齢の、小学高学年あたりから人気です。大人も混じって楽しまれています。

ご家庭に買ったよという方もみえました。

冬らしい一品の「カヤナック」。マグネットのついた釣竿での釣りも楽しいですが、「(氷に見立てた紙のボードに)穴をあけていくのがとても楽しい♪」という声もたくさん聞かれます。

園児さんも一緒にゲーム。わからないところをお母さんに助けてもらいながらも、最終的には立派にゲームを楽しめていましたね。


サイコロによる運の要素と、行動を選択して決定する要素が程よくあり、こんなふうに小さい子どもと大人でも楽しくゲームをすることができます。

女性中心に集まった卓で楽しめれていたのは「イリュージョン」。手番には様々な絵カード山の上から一枚取り、矢印のカードで指定された色の割合が少ない順に並べていきます。前手番の状態で間違っていると思えば「チャレンジ」をコールしてカード裏に書かれた割合を確認していきます。

感覚的にこういったことは女性のほうが優れているのでしょうか?答え合わせすると殆どのラウンドでカードが正解順に綺麗に並んでいて、皆さんのセンスに驚きました!

こちらも定番「街コロ」。先のカヤナックのように、このゲームもサイコロ運の要素が程よく作用するゲームの一つなので、親子で楽しめるゲームとしても安定の人気です。


「もう少し良く考えて建てたら…」

「なにか他もやってみたら…」

というように、親御さんから見ると、お子さんの戦略に対していろいろ思われることはあるようです。


でも、お子さんの考えを見守ってあげてください。親が伝える考えは、たとえ正着の戦略であっても、「親の頭で考えた道筋」でしかないのですから…。


ボードゲームは、自分の取った行動が、そのまま結果として表れます。勝利の道筋であれば勝てますし、今一つの道筋であればそれなりになるのです。結果によって目に見える形でわかるので、心配しなくてよいのです。


とはいえ、勝つ経験はやはり楽しく、嬉しくなるものです。勝つ方法を見いだせないで困っている子には、親が考えた正着手をそのまま伝えるのではなく、「考える道筋」をこそ丁寧に紐解き導いてあげるとよいですね。


そしてゲーム結果をふりかえる体験をすると、少しずつ、自分のやり方を見直すことができるようになります。少しずつ、様々なことを客観的に見ることが出来るようにもなり、論理的に考えられるようにもなってゆくのです。


子ども自身が心から安心して楽しめるゲームの中で、少しずつ少しずつ、思考の幅を広げてあげて、思考の洗練や、知的な好奇心へと繋げてあげてください。

カルカソンヌ。長い道をシェアする結果になったり、城塞を作っていったらいつの間にかくっついていたりと、プレイヤーが互いにWin-Winになる盤面が多く、ホンワカソンヌになりました。

親子で『サシゲー(二人用ゲームで遊ぶこと)』もたくさん見られました。写真はこれでもその中の一部です!


写真は順に「ゴブレット・ゴブラーズ」「サッカーゲーム」「ガイスター」。どの親子も、互いに「アッ…!(コリャやられた)」「(満面の笑みで)ふふっ」といったやり取りが行き交って、とても楽しそう。

知育玩具コーナーでは、マグネットセット(大)で何やら作る女の子。

枠に入れて全体をチェックし、また手直し…と真剣に作っていました。


別の作品。お手本も参考にしつつ一生懸命頑張って製作。絵の上の「できた!!」の文字も、達成に喜ぶ素直な気持ちが表現されていて、可愛らしいですね。

LaQを使って作られた車です。お手本なしにモクモクと作っていました。とても凝った作りです。作ったのは園児さん。


最初は車に載っている「トマト」他、いろいろな平面の作品を作っては、スタッフに見せてくれていたのです。


そのうち、LaQ箱の中にあったたくさんのタイヤを発見し、「車を作ってみたい」…と発展していきました。これもまた、最初は単純に動くだけの車でしたが、「さっき作ったもの(平面作品)を載せたい」という思いにつながり、載せる場所を工夫してつくっていました。


たった一日のそれも僅かな時間で、遊びがどんどんと発展していく、そしてそれだけの力を子どもは持っている…そういったことを当会にてLaQという遊びを通して見せていただき、共有させていただけたこと、スタッフは嬉しく思います。

この他にも、たくさんのゲームが遊ばれていました。駆け足ながらご紹介。

「いないいない動物」

「ドクター・エウレカ」

「デクリプト」

「サニーデイ」

「ファイアドラゴン」

「ブロックス」


1月定例会は27日(日)開催です。また遊びましょう。


そして、その先、2月の予定は11日(祝)になります。午前中は(社)日本知育玩具協会の認定講師による「親子で始めるドイツゲーム講座+ドイツゲーム体験会」が開催されます。午後は、Bandeボードゲーム会(定例会)です。詳細は追ってお知らせしますので、お楽しみに!