オフィスリフォーム奮闘記
2018年4月末から始まったオフィスリフォーム。
創業から10年過ごした杉並区荻窪を離れ、新たな街"所沢"へ。
ひょんなことで発見した元居酒屋だった一軒家。そこから始まりました。
以前は賑わっていた居酒屋だったとか。オーナーさんの体調不良を理由に居抜き状態でテナント募集されていたもの。
雑貨製作に大きなシンクが必要だったこともあり、元飲食店なら!作業場や倉庫、打ち合わせスペースを考えても、これまでより便利になると直ぐに契約。それが昨年4月のこと。
引越しピーク時だけに引越し代の高さにビックリぽんでしたが、事務所・自宅・倉庫の三箇所から無事荷物を運び込みました。
当初クリーニングとちょこっと造作すれば...と考えていたものの悪臭に悩まされ、数日悩みましたが大規模リフォームを決意!前に進むことに。
とにかく、なんでもかんでも”ぶっ壊す”のですが、埃やゴミ、捨てなきゃいけない廃材。
大規模リフォーム最初の驚きは、その量の多さと処分費の高さでした。
造作の木材・壁の石膏ボード・床のフローリング材・ガス代などの厨房機器・照明機器・電気の配線などなど、軽トラック4杯分のゴミが出ました。
いよいよリフォームスタート。
最初に手がけたのは外の壁。杉の荒材にステイン塗料を塗り、一枚一枚切っては張りの繰り返し。1階と2階部を張り終えると、すっかり古民家イメージが..(T_T)
室内は、壁・天井のベニヤや石膏ボード、床のクッションフロアー材と接着剤を全て剥がし、新たな天井・壁を作るため基礎を組みます。
事務所の前は、キーンと大きな丸ノコの音とともに、たくさんの木屑が。
天井には石膏ボードを、壁はアドバイザーの職人さんの意見を聞かず、あえてベニヤ板に。(後で後悔するのですが) 所詮素人仕事。木材は真っ直ぐ切れず、パテは盛り盛りで、削り作業のときはパテの削りクズでエライことになっておりました(T_T)
壁をベニヤ板にしたため、木材の灰汁止めを何度も何度も塗り重ねます。
次は、漆喰を何度も重ね塗りの左官仕事です。
これ結構楽しかった。全ての作業は一応youtubeで予習をしてからするものの、コテの使い方が徐々に上手くなった気がして、ノリノリ♪♪でやってました。
壁・天井が完成すると、厨房機器が設置され、水道・ガス工事が入ります。
水やガスが使えることに感動!
お手伝いいただいたのは、ホームページ制作のお客様でもあるプランインフィニットの山田社長。いつも作業車の中にはいろんな最新の秘密兵器が。
それを使って、玄関・倉庫・トイレのドアを造作していただきました。
元々ついていた玄関自動ドアは、造作したドアと交換。サッシ部分は黒に塗ります。
これで全体が引き締まりました。
床は、あえて剥がしきれないクッションフロアの接着材を残し、そのままクリアを塗りました。本当は色を入れても良かったかなと...。
しかし、ここまでできるとは自分なりに驚きですが、前を通る人達から「何屋さんになるの?」「いつオープン?」と聞かれることが増えました(^.^)
さて箱が完成すると、次はカウンター造作。
飲食店をするわけではないのでパーテーション代わりで。ということで、角材を基礎に荒材を張って終了。
もちろんトイレも同じように天井・壁・床の張替と、便器や手洗い器を新設。
キレイな空間に変身しました。
どうです!
なんとかなりました。
雑貨の商品を陳列し、
ネットワークや電話配線もキレイにまとめ、wifi環境で打ち合わせ用のデスク2台にそれぞれパソコンを。壁には会議用の黒板も。
一週間に一回程度の作業しかできず、約8ヶ月の長丁場でしたが、ようやく普通に使えるオフィスが完成しました。
目の前にお客様用の駐車スペース。厨房部は雑貨製作の工房スペース。手前の部屋は倉庫。奥の部屋は事務スペース。
当初の目論見とおりの空間が完成しましたー。
しかし、何とかなるもんですな(^.^)
お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください!
美味しいコーヒーご用意してお待ちしております。
ウサギのキンちゃんと一緒にお迎えいたします。
場所:埼玉県所沢市上新井2-1-7
工事監修・施工サポート:プランインフィニット様 https://www.jyutakureform-navi.jp/