【2001年1月23日】あとは晴れるだけ

明日は玄関ロビーと中庭のテラスを使って新年会。

といっても、なかなか自分で動くことができないお年寄りを、レクリエーション委員とボランティアをかってでた入院患者さんがお招きするというもの。約150人の招待。

私は職権乱用し、七輪陶芸を見せたい！私やるやる！

ぜんざいと甘酒と葛湯とおでんと湯豆腐のメニューとなった。

発砲スチロールの食器を用意すると決まったが、

いや!陶芸見せて、そんな食器を出すなんて、いや！

雰囲気で食べるんだから、器で食べるんだから、そんなのいや！

プラスチックの使い捨てスプーンなんてもってのほか、いや！

小さなお盆、ぜんざいのお椀、塗りのさじ小皿、和風のランチョンマット

100円ショップと寄付で集めまくった

作衣、もんぺ、着物、グッズが重要なのよ、グッズが！

さらに私は『陽だまり、火熾し、ぽっかぽか』というキャッチフレーズを考えて、またもや、わがままに、ポスター書いて!とスタッフに頼んだ。

さらに、ねえ、七輪陶芸はおまかせするわ。

ほんと、わがまま。

ねえねえ、頼みがあるの、ねえねえ、お願いがあるの、わあ、すごい、いいね、ありがとう。

みんなのおかげです。

あとは、お天気を待つだけ。

※本記事は、20年以上前（2000年11月～2004年4月）千葉県内の某精神科専門病院に看護部長として勤めていた頃、ナースサポートKKに掲載していたブログ『あっけらかん病院看護日誌』のアーカイブです。