人生のドリルを解く

どんな日であれ、
その日をとことん楽しむこと。
ありのままの一日。
ありのままの人々。
過去は、
現在に感謝すべきだということを
わたしに教えてくれたような気がします。
未来を心配してばかりいたら、
現在を思うさま楽しむゆとりが
奪われてしまうわ。
-　オードリー・ヘップバーン　-

こんばんは！

数秘術家の石川真里です。

今日はオードリー・ヘップバーンの言葉をご紹介しました。今を生きていることに感謝し、楽しむことの大切さを表現したこの言葉は、オードリーの外見だけでなく、内面の美しさやしなやかさも溢れ出ていて私はとても好きです。

「人生、大波小波」これは私の叔母が昔よく言っていた言葉です。人生経験豊かな叔母はどちらかと言えば波乱の出来事に対してこの表現をしていたのではないかと思います。

生きているといろんな感情が湧きます

楽しい、嬉しい感情もあれば

悲しくて、辛い感情もあります。

感情があるからこそ人生に彩りがあるとも言えますが、それでも辛い、悲しい感情は早く忘れてしまいたいものですよね。

私は今でこそだいぶメンタルが強くなりましたが、昔はすごくネガティブでした。

石橋も叩いて叩いて割ってしまい、渡らない…笑

そんな人でした。

街を歩いていて、見ず知らずの人とすれ違い、その後、その人が笑っていたり、何かコソッと喋っていると、絶対に自分の悪口を言われている、どうせブスだと言っているのだろう…とあらぬ妄想で勝手に落ち込むような人でした。

だから、外出時は前を向いて歩けず、いつも下を向いて歩いていました。当時の私にはこんな風に人前で自分の言葉を表現することも、絶対にできませんでした。周りの目や批判が怖かったからです。

そんな自分が大嫌いで、色々なことを学び今では落ち込む事が全く無いとは言えませんが、深く落ち込む事はなくなりました。そして外出時は下を向かず、ちゃんと前を向いて歩いています笑

今日はネガティブになりそうな時の対処法や考え方を２つご紹介しようと思います。

気になったことはぜひ試してみてください。

１.感情にきちんと向き合う

ネガティブな感情はきちんと理由を認識する事が大切です。喜びや幸せは何度でも思い出してその事を考えたくなるのに、悲しみや怒りの感情はついつい目を背けてしまいがちです。

でも理由もきちんと認識しないまま毎回目を背けていては永遠にその問題を解決させることはできません。そして解決できないまま放置しておくと、その後の人生の中で環境や人を変えて、また同じような出来事で再び嫌な感情が湧いてきます。私はこれは人生のドリルと呼んでいます。クリアしないといつまでも同じレベルの問題を解き続けなければならないので、子供の頃学習塾で解いていたドリルみたいだなぁとある時感じ名付けました。

度々、ネガティブになってしまい苦しい方は悲しみ、怒り、その感情は自分のどんな想いから湧き起きているのか客観的に考えてみることをオススメします。それは寂しさからなのか、認められたいのに認められないからなのか、思い通りにならないからなのか…その答えば本人にしか分かりませんが、何かしら理由があるはずです。

それが分かったら次にこの２つを考えます。

・この出来事は自分に何を学ぶために起きているのか？
・乗り越えたら自分にどんなメリットがあるのか？

嫌な感情に向き合うのは辛いことかもしれません、嫌な自分を見つけてしまうかもしれません。

でも、この作業を日々続けていくことで自分を客観的にみる癖がつき、徐々に落ち込む事や感情に振り回される事が減っていきます。

２.対処法を事前に考えておく

ネガティブになってしまう理由の一つに、その出来事に対して、自分なりの解決策をまだ学んでいないという事があります。

例えばトラブルに陥った時、以前に同じような事を経験していて、そこから学んでいた場合はきちんと対処でき、大きく落ち込むことはないと思います。これは１つめにご紹介した感情に向き合ってきちんと自分なりの学びをした方にはとても有効です。ドリルをクリアしている方の特典です。

ただ、前例がないようなこともあるとは思うので、その場合は尊敬している方をお手本にするのも良いと思います。もし◯◯さんならどう対処するだろう、どう考えるだろうと、一旦他の人の視点で問題を見てみることもオススメです。

また、事前にいくつか対処法を考えておくと、ネガティブになった時に解決が早いです。

そのうち１,２がピンチはチャンスととらえ、ゲーム感覚のように考えられるまでになると、人生のドリルはかなり上級者向けの問題を解いているはずです。（人間の器が大きい方たちは皆さん上級者向けのドリルを解いています。）

ネガティブになってモヤモヤとずっと悩んでいることがダメとは言いませんが、悩んでいても、そうでなくても同じ時間は過ぎています。

私たちは限りある時間の中を生きています。

そして日々の「時間」は唯一、私たちに平等に与えられたものであり、私たちの財産の一つです。貯金をする事ができない財産です。

貯めておけないので何もしなければいつのまにか消えてしまいます。私はある時、改めてそう考えたら、悩んでる時間がもったいなくなりました。

私にも人生のドリルがあります。

まだ何度も解いている問題もあります…

でも、ドリルを解かず手を止めている時はなく日々解き続けています。

正直にお伝えすると、数秘術家だからと言って、全く悩まない、落ち込まないという訳ではないです。

でも、数秘術という学問は無限に広がる対処法を生み出す力や自信を与えてくれています。

一人ではなかなか前に進めない方へ

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明日は残りの２つ方法をご紹介します。よろしければまたご覧いただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♡