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【活動レポート】緊急プチセミナー「こどもを守れる母になる!心肺蘇生実技&事故防止ワークショップ」

2019.01.16 22:56

年の瀬迫った12月半ば。子連れをほぼ見かけない都内某所にて、

とあるビルを目指す抱っこ紐集団…!?

子どもと暮らす毎日には思いがけない危険がたくさん。

そして、年末年始は子どもたちの在宅時間も増える時期。

今こそ子どもを守るための知識と技術を学ぼう!

と10名のコミュニティメンバーが集まりました。

セミナー主催は育休コミュ二ティ防災チーム。

メンバーの1人、救急救命の最前線にいるERナースが四谷消防の協力のもと企画しました。


まずは冒頭より

「子どもの死因1位は『不慮の事故

 そして子どもと一緒にいる時間の長い母親が第一発見者になることが多い

という話から。


和やかな会場に一気に緊張が走り、皆の目が本気モードに。

知識が無いよりあったほうがいい。

そして、起こってほしくないけれど我が子や周りの子どもたちに万が一のことが起きた時、

何も出来ないより何か出来たほうがもちろんいい。

そのためには、頭でわかっているだけではなく実践が大事。

ということで、早速実技指導に入りました。


まずは「家の中でこどもが倒れていたら」という想定。

特に育休中は、日中こどもと2人きりで過ごすことが多く、

やはり第一発見者は母である自分!


119番に電話し、状況を伝えます。

パニック寸前ですが、自分が救えなければ目の前のこどもは助からない。

心臓マッサージの手を止めず、家の場所、こどもの年齢、性別、倒れていた状況など

質問に答えていきます。

地域や時間にもよりますが、救急車の到着はおよそ8〜10分ほど。

その間絶え間なく心臓マッサージと人工呼吸を施していきます。

マッサージは1分間に100〜120回、これはマーチのテンポなんだそうで、

「アンパンマンマーチ」を歌いながら。

こんな時こそ慌てずに正しくリズムを刻めるように。


続いては、AEDがある想定での訓練。

AEDって聞いたことあるけど触ったことないメンバーが大半。

何をする機械なのか、どうやって使うのかを学び、繰り返し練習。

お互いにこどもたちを抱っこしながら、

うっすら汗をかくほどの白熱した練習を続けました。

一息ついて、後半は家庭内での「ヒヤリハット」についてのレクチャー。

誤飲や溺水など、いつ起きてもおかしくない事故を未然に防ぎ、起きた時の具体的な対処法までを学びました。

今回は子供連れということもあり、「危機感を持つこと」に主眼を置いた体験プログラム

各地域の消防署では、定期的に救急救命講習会を行っており(こちらは子供の同伴不可)、

より実践的な知識と技術を身に着けることができます。


参加者からは、「帰り道に早速予約したよ!」「夫と一緒に参加する!」などの声も聞かれました。


大事なことだと分かってはいるけれど、なかなか直面することがないので

後回しになりがち。もちろん起きないほうが良いですが、起きてからでは遅いのです。


<今回の参加者からの感想を一部抜粋。>

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見ているのと実際にやるのでは大違い!実践の時間をしっかり取って頂いたのが

本当に良かったです。

どんな育児法や教育法よりも、何よりも私が学ぶべきことは「子どもを生かす事なんだ」とつくづく感じました。本当に意義深い時間でした。

改めて深く学びたい、と思って、今日の帰りにそのまま消防署の門を叩きに行きました

(誰も居なかった)。次回のイベントも参加します!

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本当に参加して良かったです。

子供が小さすぎて、みんなのヒヤリはっとを読んでいても何処となく実感が沸かず、

ボンヤリとした気持ちのまま本日の会に参加。

説明が始まって、聞いていく内に他人事だったのが、段々と自分事として受け止められて…そして、とても恐ろしくなりました。

短い練習だったのにテンパってしまい、不安な気持ちになったけど、そこで、分からないから不安になるのと少しは知識があることで不安になるのとでは大きく違うなと感じました。

早速、夫に今日の恐怖体験といかに初動が大事なのかを熱く語り、近い内に夫婦で消防署の講習を受けよう!と説得しました。これは、家族で考えないといけないことですね。

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帰ってから旦那さんに話をしました。年明け、地域の講習に夫婦で参加します。

土日の開催が結構先なので、まずは私で、2月に旦那さんに出てもらいます。早速明日予約しようと思います!

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