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チカぷの一日一楽

期間中、譲渡会が毎日開催される!今回はオトナの猫たち(名古屋市)

2019.01.19 01:35


今回名古屋市で開催される譲渡会は、期間中「毎日開催」がされること。

そして、子猫より一般的に譲渡が難しいとされてしまうオトナの猫の譲渡にテーマを絞って行われます。


いずれも保護されたばかりの猫ではなく、登録されたボランティアの皆様やセンターの職員の皆様の連携協力により、日頃から触れ合いお世話されてきたからこそ、どの猫たちも皆様の家庭の環境にあった猫、猫の性格も知った上で迎えてもらえるんじゃないかと思っています。


この機会を通して、オトナの猫たちの魅力や飼育についてを知ること。

すでに猫を飼っている人たちにも改めて適正飼育や飼い主に求められることを学べる貴重な場ともなると思いますので、名古屋市をはじめ愛知県の皆さまに足を向けていただけますようお願いいたします。


名古屋市動物愛護センター(Facebookページ)からの今回の譲渡会情報を多くの方々へ知っていただきたく、私なりの解釈ではありますがブログ用に見やすく書かせていただきます。




譲渡会開催「どの猫も誰かの大事な猫になれる」

「どの猫も誰かの大事な猫になれる」をテーマにオトナの猫の譲渡会が以下の期間中、毎日開催!!


(※ 休館日の月曜日を除き毎日開催。2月11日(月・祝)は開催、翌12日(火)は休館)



19日(土)には、保護された猫と新たな飼主との出会いの場を提供する「ネコのバス」も来場し、譲渡ボランティアの元に保護されている猫の譲渡会も同時開催します。

その他の日は、譲渡ボランティアの方は午後2時~4時に参加します。



今回の譲渡会では、『おとなの猫の魅力』を存分にアピールしたいと考えています。


  1. 子猫のような細やかな世話が要らず飼いやすい。
  2. 性格がわかっているため、個々のライフスタイルに合った猫を探すことができる。
  3. 健康チェックやワクチン接種などが済んでいるため、飼い始める際の負担が少ない。
  4. 猫によっては、避妊去勢手術が済んでいる個体がある。



今年度、猫の引き取り件数が増えたことから、猫の殺処分頭数は昨年12月末時点で161頭(平成29年度は76頭)と、前年度の倍以上となっています。殺処分された猫の約6割が、子猫に比べ新たな飼主を見つけることが困難なオトナの猫です。


猫たちのピンチに手を差し伸べてくださる方のお越しを、猫たちと一緒にお待ちしています。




適正飼養キャンペーン


動物愛護推進員の皆様のご協力により、譲渡会だけではなく上記の日程と場所では「犬猫には避妊・去勢手術を行うとともに最期まで飼うこと」を呼びかける「適正飼養キャンペーン」も行われます!


このような地道な取り組みを行うことで、譲渡されたら終わりではなく、ペットとして迎えいれた動物の終生においての命を預かることの責任、飼い主のひとりひとりによる適正飼育の見直しや改善などの意識の向上から、一日も早い「犬猫に理由なき殺処分ゼロ」を目指していけるものだと考えています。





地域・市民・飼い主の皆様の周知に向けて!

名古屋市動物愛護センターが心がけてくださる譲渡は、犬や猫たちが家庭に迎えいれられた後の、人との暮らしに幸せを願うものです。


できる限りのトラブルや問題を想定しながら飼育やお世話をしてくださり、マッチングのトライアルにはじまり、譲渡の際のマイクロチップの義務付けがされていたり、譲渡後の不幸を防ぐための呼びかけや「適正譲渡」に力を入れて下さっています。


殺処分を減らすだけを目的とした譲渡を行うことだけではなく、その先に向けたとても内容のある譲渡であると思っています。


私たち飼い主となった人間が持つべき責任や義務に対する意識の向上により、不幸な動物を減らし殺処分を減らすことに繋ぐことができるという、問題解決の本質に沿った啓発活動を併せ持つ大事な機会となるのだと思います。


さらに「犬猫には避妊・去勢手術を行うとともに最期まで飼うこと」を呼びかける「適正飼養キャンペーン」は、身勝手な飼い主が多いペットの抱える不幸や殺処分の現状を変えていくためには、誰でもない飼い主となる人間の責任や意識の改善、避けることができない重要な課題だと思います。




殺処分は飼い主次第!飼い主の責任意識から!

ペットの存在は、保護動物の譲渡を受けるのも、ペットショップから買うのも同じ命です。どんな窓口や理由からであれ、私達に望まれて選ばれて飼われる犬や猫たちです。


ペットを飼うということは、そのために守るべき義務と責任を知り学び守ることができる人間となる必要があります。動物を飼うにあたり、ともに暮らすために必要なルールやマナー、法律や市の条例もあります。


しかし現状は、所有者である飼い主がいるのにも関わらず、意識や認識の違い、飼育や管理の差から、動物にとっての不幸や殺処分を招いています。近隣や地域や市民の苦情や迷惑、自然環境などの問題などを招いています。


このような飼い主とならないためにも、ひとりひとりの飼い主が、出来てなければならない事を知らないこと、その当然が出来ないことを防いでいくほかありません。


なぜ今回の譲渡会を開催するに至ってしまったのか…。


オトナの猫たちの引き取りが増えたのか、オトナになった猫の殺処分が増えてしまったのか、猫を飼うすべての飼い主の皆様に問いたいです。



禁止されている餌やりや殺処分反対や殺処分ゼロを訴える言葉の裏には、命の大切さを訴えるとともに皮肉な問題もあります。


処分さえされなければ「良かった」「救われた」と思うのも人間の自己満でありエゴです。それもまた一種の無責任な感覚であり、モノ扱いであるとも感じています。


殺処分を減らすための譲渡をすることではなく、どうして犬や猫を飼いたいのか、動物との暮らしに責任を持ち、その動物の一生に責任と義務を果たしてこそ幸せにできる。こうした人が飼い主となることが必要なのです。


その先の人と動物の幸せな暮らしを大切に思う取り組みを行うことで、飼い主となる人間に求められる義務や責任など、犬や猫や人間の一生が豊かなものとなるための「飼い主教育」にも繋がります。


これらの活動は、動物の愛護と適正な飼養の重要性について飼い主や住民の理解を深めるあう活動です。


それらが結果的に「殺処分ゼロ」となるものだと思っています。


わたしも飼い主のひとり、皆様ひとりひとりの飼い主が思いを1つに協力しあって行きたいです。


先ずは、たくさんの方々へ情報が届くよう、関心を深めあうために。まわりへ伝え繋ぐことから… よろしくお願いします!




殺処分ゼロへの取り組み

何度と繰り返しとなりますが、誰でもない、これは飼い主次第であると思います。


新しい飼い主が見つかった報告も嬉しいけれど、これは動物たちの幸せへの門出であっても、殺処分ゼロの解決ではないと思いませんか…。


適正譲渡が行われてないために、新たな不幸として脱走させてしまったり、迷子となった動物の行方も生死も分からず何年も探すことになったり。

マッチングやトライアルを省いたために戻されることもあります。


市民の善意から保護され収容されても、義務づけとなっている所有者明示措置が守られていないために、所有者不明の犬や猫となり、飼い主への連絡できず返還されずに収容施設に溢れています。


これらすべてが飼い主となった人間の責任であり、無責任な結果なのです。


動物愛護センターは所有者ではなく、飼育施設ではありません。飼い主を待つために一時的に保護収容する施設です。それを、殺処分廃止!殺処分ゼロ!殺処分するな!これは横暴ですよ。何処で保護し管理してくのか、治療や飼育のための資金など、殺処分はしない!だけでは、動物の幸せの解決とは思いません。




名古屋市動物愛護センター

愛と地道な努力で地域のペットと人、人と人をむすばれる施設のひとつです。身勝手に可愛がるだけではなく命あるペットを不幸な動物にしないように適正飼育の必要性。私たちの手本や見本となり地域の良い飼い主になれるような指導が受けれます。


不適切な飼い主により不運と不幸に見舞われたペットの動物が新たな飼い主となる人間と共に幸せになれるために丁寧に親切に適切な譲渡を心がけてくれています。



名古屋市動物愛護センター公式サイトからは、収容保護動物情報や譲渡犬や猫の情報。Facebookページの投稿も職員の方からの現在のセンター内の犬や猫の様子や譲渡会のお知らせが更新されていますので、是非どちらもあわせてご覧になってください。




ネコのバス

新たな保護猫との出会いの場を提供、2018年9月23を日「動物フェスティバル2018なごや」に登場した移動式「ネコのバス」を活用した譲渡会についてと画像はこちらから。