読む・聞く・話す以外にも必要なもの
先日、ナショナルジオグラフィックが主催するセミナーに参加してきました。
セミナーでは、平田やす子先生と中村麻里先生のお話を聞くことが出来ました。
どちらの先生のお話はとても素晴らしいものでした。
すべて英語での講話でしたが、笑いあり、考えることがありと時間がたつのがあっという間でした。
その講話の中で、英語を子供たちに教える上で大切な事を教わりました。
英語を話して、聞けて、読めることは出来なくてはいけないのは当然のことです。
ただ、書くことはなかなかできないのが現状だという提言がありました。
小学校で英語を習っていても、書くことに取り組んでいなければ単語すら書くことが出来ません。
読んで、聞くことが出来る上に話せればいいだけではないんです。
参加者の一人が、中学校から英語が始まったらいきなり書くことも要求されるのでとても
こどもは戸惑っているとの意見が出ました。
我が家も中学校1年生がいるので、その戸惑いはよく分かります。
学校が始まってしばらくすると単語テストがあるので、必死にノートに書き取り練習をしています。
事前にアルファベットを使って書くことを覚えていればもう少し楽だったかもしれません。
kiko's english playroomではレッスン時にペーパーワークで単語の書き取りを行っています。
最初は文字をなぞることから始めていきます。
自分で書くことによって目で見て覚えて、発音すれば耳で覚えることもできます。
考えてみれば、国語の授業でも同じことを行っていますね。
ひらがなや漢字の書き取りと同じ感覚だと思います。
国語は母国語なのであまり抵抗はありませんが、英語は外国語なのでちょっと違和感を感じてしまいます。
書くことが大事だからと、根詰めてやる必要はないと思います。
繰り返し、何回もしていくことが一番大事だと思います。