レベルの高い人に対しての接し方
コンサルタントとして活動を始めた方から
「レベルの高い人に対してどのようにアドバイスしたら良いでしょうか」
というご質問をいただきました。
基本的に自分の経験値やレベルによって
現れる社員・チームメンバー
クライアントは変化します。
自分よりも業務経験が長い、年商レベルが高い、
雇用している人数も多いレベルの高いクライアントさんが
現れることもあります。
ある一定の分野においてあなたの経験が上回っていれば
あなたに相談したいとなります。
自信を持って価値を提供してください。
そして、アドバイスのポイントは
「細かいことは言うな」
ということです。
レベルの高いクライアントさんは
自分で考え行動できる強さを持っています。
軌道修正したり
いきたい方向へ導いていくコーチングは必要ですが
細かい指示出しは不要です。
経験のあるコンサルタント、経営者はこの辺りの感覚に優れていますが
教えることと促すことの絶妙なバランスが需要です。
レベルの高いあなたにも経験があると思いますが
勉強しようと思っているときに「勉強しなさい」なんて言われたことはありませんか?
「宿題しなさい」
一気にやる気を削がれた経験があるかと思います。
ですから、
手をかけないで目を掛ける
ことが重要です。
「なんで教えてくれないのか」という人も一定数現れますが
そこはコンサルタントとしての腕の見せ所。
コンサルタントはクライアントの結果を出すことで評価されますから
あなたはクライアントさんの思考や行動を見極め
適切に導いていくことが重要となります。
やるための環境を作ってあげること。
そっと導いて差し上げること。
やってあげたことは忘れられてしまいますが
それも理解します。
本人が気がついて、本人が行動できたように
促し続けてあげましょう。
それが、コンサルタントとして
経営者としての関わる方に対しての愛情です。
親の気持ちで本人の自立を見守る覚悟を持って
クライアントや社員チームメンバーと接しましょう。