駒柄
関西将棋会館が大阪市福島区から高槻市芥川町に移転し12月3日にグランドオープン。先んじて将棋の日の11月17日「将棋の日」に完成記念式典が開かれます。新・関西将棋会館はテマヒマから徒歩5分弱の立地であり、高槻市が「将棋のまち高槻」を推進していることもあり、テマヒマでも関西将棋会館移転記念の特集を企画しました。
滋賀の猿子田窯、河井一喜さん、河井達之さんご兄弟に将棋の駒をイメージした器をお願いしていましたが、お2人らしい技法、彩りのオリジナルが完成しました。将棋好きの方は勿論、そうで無い方にも楽しんで頂けるかと思います。将棋駒柄の限定モノだけでなく、定番のモノ、人気のモノ、テマヒマ初登場のモノも並びます。是非お手に取ってご覧下さい。皆様のお越しをお待ちしております。
おはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、お味噌や
発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー,バイヤーの太田 準です。
案内文にも書いた通り、テマヒマから徒歩3分ほどの場所に間もなく関西将棋会館が移転オープン致します。既に建物は完成しして、付随して最寄りのJR高槻駅北口も地下道や公園など美化・整備が進みます。テマヒマを開店した2018年時点では知らなかった(いつからその計画があったかも存知あげませんが)ことではありますが、阪急高槻市駅周辺や阪急とJRの間のエリアに比べて、JR高槻駅以北はそれほど賑わってはなかったので、これをきっかけに芥川町界隈が盛り上がってくるといいなと思います。少なくとも開館当日ぐらいはメディアに取り上げられることもあるかと思いますが打ち上げ花火に終わらず持続することを期待します。
会館の開館(洒落ではありません)に合わせて、勝負飯の募集があり、エントリーしたものの後に取り下げた経緯につきましては、以前テマヒマブログにも書きました。
ただ、開館のタイミングで芥川町界隈や(将棋のまち)高槻を折角なら盛り上げていこうという考えは変わらないので、並行して将棋にちなんだ商品の開発を進行していました。半年以上前に何人かの作り手の方に軽ーくご相談してみたのですが、いまいちピンとこない感じでした。日本民藝館所蔵の着物で将棋の駒柄があるのを見て、王将とか文字が入らなくても将棋の駒のシルエットだけで伝わるはずと考えていました。逆に、文字を入れるとおそらくお土産物的な感じになってしまい途端にダサくなってしまう想像も出来ていました。
ぼんやりとしたイメージの中で、滋賀の河井一喜さん、達之さんは前向きに取り組んで頂き、一喜さんは彩り豊かな絵付けや象嵌、達之さんは練上げと、それぞれ「らしさ」のある作品に仕上がりました。おそらく世の中に似たモノさえもない唯一なモノかと思います。ご覧になった皆さんの反応が楽しみだったりもします。是非お手に取ってご覧下さい。皆様のお越しをお待ちしております!
関連して?芥川町界隈、将棋のまち高槻を盛り上げる意味で、テマヒマ初のあることを12月に予定しています(というほど大袈裟なことではありませんが)。もう少し直近になったらまたお知らせしたいと思います。
テマヒマはこの後11時オープンで皆様のお越しをお待ちしております。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキをテマヒマで。
今日も好い一日を!