格安店「しまむら」平均年収689万円は高くない?
2024.11.09 20:38
今回はアパレル小売り業の給料に
ついて解説しました。
日本の労働賃金について
国際的に見ても低いという
指摘が有ります。
国際協力開発機構(OECD)の
調査によると2022年における
38加盟国の年間賃金は、
53,416ドル(約582万円)。
OECD加盟国平均を下回っており、
38カ国中25位とのことで、
この辺りからも上述の指摘の
根拠となっているのでしょう。
世界平均では概ね賃金は、
上昇傾向にあり、
1991年から2022年までに33%も
上昇したにもかかわらず、
日本の平均賃金は3%しか
上昇していません。
その間の消費者物価は、
OECD参加国の平均は1991年から、
2022年までに物価が2.7倍になっていますが、
日本ではわずか1.11倍。
でも、日本では消費者物価が、
11%伸びているにも関わらず、
賃金の伸びは3%にとどまってたところに、
この問題の本質が、
あるような気もします。
では、お付き合いください。