道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.27- /ヨット・ロック Part.2
2019.01.17 05:38
ヨット・ロックは参加ミュージシャンを調べるのも楽しみです。
道島です。
今回もヨット・ロックのお話の続きです。
さて、ヨット・ロックでは曲とアーティストだけでなく、参加ミュージシャンが誰かも非常に大事なポイントですし、これを調べるのも楽しみに一つです。
1/23に発売になるコンピレーション・アルバム『デイヴィッド・フォスター・ワークス 2』は、デイヴィッド・フォスターのピアノ、キーボード・プレイヤーとしての側面“PLAYS”をフォーカスした作品です。よろしければ、来週発売、配信ですので、ご一聴ください。
デイヴィッド・フォスターは大プロデューサーになる前は名うてのスタジオ・ミュージシャンだったことは、皆様ご存知の通りです。フォスターさんの自伝『ヒットマン』には正直、このあたりの話が乏しく、不完全燃焼だったのですが、最近すごい自伝が発売されました。
それが『スティーヴ・ルカサー自伝』です。70年代後半から80年代にかけて、スタジオ・ワークというものがどういうものだったか、かなり克明に書かれており、本当に素晴らしい一冊です。実はフォスターさんとルカサーさんは当初は極めて仲が良く、志を同じくする間柄で、一緒にスタジオ・ワークをしていたのですが、ある一件がきっかけで疎遠になってしまします。
しかし、ルカサーさんがフォスターさんを大変評価していることは、この本からもわかりました。ご興味のある方はこちらもどうぞ。そして、ヨット・ロックのお話はまだまだ続きます。
スティーヴ・ルカサー自伝 (発売元:DU BOOKS)