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試合の多くは判定によって決まる

2019.01.17 07:15


どうもこんにちは。阿加井秀樹です。


ボクシングの試合での勝負の行方というと華々しくノックダウンによって決まるというイメージがあります。しかし実際のボクシングの試合では、勝負の行方は判定によって決まっています。ノックダウンで試合が決まるのは全体の40%から45%程度といわれており、それ以外は判定によって決まっているのです。

日本ボクシングコミッションのルールでは、判定のジャッジは第三者による多数決の結果によります。ジャッジを行う第三者はリングサイトに配されており、ジャッジは、1人につき1票の表を持っています。そしてジャッジの2票を獲得した方が勝者となります。


1人のジャッジがAというボクサーを勝ちと判定し、もう1人のジャッジがBのボクサーを勝ちと判定し、もうひとりのジャッジがAとBの両方を引き分けとしたような場合は、その試合は引き分けとなります。

OPBF東洋太平洋タイトルマッチではジャッジが4人制となりますし、近代ボクシング発祥の地といわれるイギリスではジャッジが1人で勝負の行方を決めるという伝統から現在もジャッジが1人というケースがありますが、3人のジャッジによる判定というのが一般的です。


華々しく勝負が決まるというイメージがあるボクシングですが、実はボクシングは採点競技なのです。


ではまた。

阿加井秀樹