コアな時計好きの方であれば一度は着けてみたいという方も多かっただけに残念です。
ROLEXの創業年である「1908」がそのまま名称に使われています。
そしてこのコレクションの誕生により、ドレスラインであった「チェリーニ」は惜しくも廃盤となりました。
コアな時計好きの方であれば一度は着けてみたいという方も多かっただけに残念です。
ちなみにGMTにはまだ在庫のご用意があります。
廃盤を知らなかったという方はこの機会にぜひご覧ください。
さて本題の「1908」ですが、長年にわたりROLEXを愛好してきた身としては、非常に珍しいという印象の時計となっています。
アラビア数字、ブレゲ針、スモールセコンドなど、これらの要素だけを見ると、1950年代のクラシカルなドレスウオッチを見ているかのようです。
その中でも特に珍しく感じるのが、アラビア数字とバーのそれぞれが用いられたインデックスではないでしょうか。
わたくしが知る限りではこの仕様が用いられたROLEXは1940年代に製造されていた「オイスター ロイヤル」など限られた個体のみのはずです。
そんなリバイル精神を感じる「1908」ですが、他の部分でもさすがROLEXという部分があります。
まずはケースについてです。
ケースのつくり自体はオイスターパーペチュアルに酷似していますが、ベゼルをフルーテッドに、また新たに開発したムーブメントのおかげで、ケース自体の厚みが9.5mmとドレスウオッチとしての気品を失わない作りになっています。
続いて文字盤。
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インデックスのシルバーとの相性が抜群。
搭載されているブレゲ針とインデックスにはそれぞれ仕上げが施されており実用面、審美性、どちらをとっても非常に優れた作りです。
また6時位置に配置されているスモールセコンドですが、39㎜のケース径に合わせた、見やすくも大きすぎないバランスの取れたデザインとなっています。
各所からROLEXの感じる計算高さを感じさせてくれる「1908」ですが、そのメインはなんと言っても裏側につまっています。
シースルーバックから見えるその作りはまさに圧巻の一言。
搭載されているキャリバーは「Cal.7140」。
ドレスウォッチに搭載されることを前提に作られたため、厚みは薄くなっていますが、パワーリザーブは66時間と非常にパワフルなムーブメントです。
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