TD-Z再生計画
正月の手慰みにかつてのメイン機だったTD-Zを、今時のリール並みの性能になるように再生してやろうと始めた、完全に趣味の範囲のお話です(笑)
もうすでにノーマル状態で組み上げて、一度実釣テストに持って行ったのですが、パーミングカップ内のベアリングが『なんか引っかかるな』と思っていたら案の定死んでおり、一日使って他に不具合が無いかチェックして帰宅後もう一度各部の動作チェックをしました。
組み上げる時にノーマルで遊びのある部分を新品時よりも若干きつめにクリアランス調整したので、ガタツキは無し、使用感や感度、巻き心地なんかも最近の高精度なリールと持ち替えても全く違和感が無いものになりました。
そして件のベアリングですが、もちろん交換です。
で、このリールの用途を1/2ozまでで引き抵抗も強くないクランクに限定して、それに合えばとこんなふうにしてみました。
スプールベアリングは社外のSICオープンベアリング(たぶんZPI製)、パーミングカップ側はノーマルです。
なんでこんな姿になったかというと、過去に同じセッティングのSTEEZがかなり気持ちよく使えた記憶があり、それを再現してみようと考えたからです。
SICベアリングは軽量なルアーのキャスト、特に低速になるピッチングでは素晴らしい立ち上がりを見せますが、ある程度の重さのルアーを遠投すると失速が早く、減速の幅も大きく感じていたからです。
私は素晴らしい性能と引き換えにぬぐい難い気持ち悪さを抱えているなら、わずかにグレード
が落ちようとも気持ち悪さを完全に排除して思い切り使える方を選びます。
これがクルマやバイクで本気のレースをやってるならそうも言ってられませんが、釣りですのでレーシングマシンよりそれぞれの道具とは長い付き合いになるでしょう。
なので気持ちよく使えるセッティングでOKです。
で、再度組み上げて回転チェック。
素晴らしいです(笑)
これがン十年前のリールとは思えないデス(笑)
あとはハンドルとドラグノブの交換で姿勢の安定化、軽量化をするつもりはいまのところありませんが、するとしたらメインシャフトとメインギアのブランキングぐらいでしょうか。
そしてこれを実釣テストに持って行こうとしたら熱が出てパアに(笑)
5分でいいから投げに行きたいです(笑)
またこのTD-Zに変化があったら書きたいと思います。
それでは皆さん良い釣りを(b^-゜)