なぜ YKK じゃないの?
ファストファッションという名の安いものを取っ替え引っ替えすることが全盛の時代ですが いいものを大切にしそれを長く使うという文化が根付いているからというのもあるけど それだけではなく ファッション業界が地球に与える環境負荷を少しでも減らすためという考えも加わったからだと思うのですが 約1年前からフランスでは服や靴を直しに出すとその料金の一部を政府が負担してくれるようになりました。
個人的な話しですが年に何回も衣類を直しに出します。
すごく気に入ったし身体にもフィットするけど唯一 トップスの丈の長さが自分には長いかな って時に短くしちゃうためにというある意味ポジティブな場合もあれば 一応高級クリーニングというところに出したのに生地の一部(レザー部分)がボロボロになって戻ってきたニコラ・ジェスキエール(現状)最後のメンズラインを返品・返金または相当価格の別物と交換という提案を拒否し数年がかりで(同じ素材がないしその素材じゃまたボロボロになるリスクがあるので)元通りではないけど修復したってこともありました。
ま そのコストは相当でした。
だったら返品してお金を返してもらえば って思うかもしれませんが ホントいろんな意味で自分にピッタリなものだったのでどうしてもまた着たくて直したのです。
たった1シーズンでサヨナラなんてできなかった。
ま それは極めて稀な例ですが あとは着用してる間に発生した不具合を直すためというのもあります。
基本的にダイヴ・オフ・キヨミズして買うのですごく大切に扱いますが 時に問題が発生する。
その大半がファスナー。
ファスナーだったら 絶対に壊れることがないというイメージの安心・安定の YKK 使ってくれよ。
だってファスナーといえば YKK。
そういう感覚ってないですか?
でもハバネロ愛用品にはそうじゃないものが結構 多い。
riri や RAMPO とか。
確かに見た目のオシャレ感は通常の YKK よりある。
でも大概 壊れるんです。
アウターでも起こるのですが もっと多いのがパンツかな。
いざ履いてみたら マジかー ファスナー壊れてる。
もちろん 前回 脱ぐ際に気付ける可能性はあるけど 十中八九 ヘベレケ状態で脱ぐので気付けていなかったんでしょうね。
やむを得ずパンツを代えるわけですが それってすなわち着るものを全て代えるってなっちゃったりする。
ルイ・ヴイトンのように YKK って入ってないけど特別オーダー品ってこともできるし スライダーの側面に小さく YKK って刻印された極めて見つけにくいものも作ってくれるんだから YKK にして欲しいと思うのはハバネロだけでしょうか?
こうしてまた次の日曜は直しに持って行かなきゃならないハバネロです。
政府の補助があればいいですよね ホント。
今夜のおまけ画像
時節柄 白トリュフのタヤリンです。
本物で上質のアルバの白トリュフを経験したら もうトリュフ塩とかトリュフオイルには戻れない。
ご注意されたし。