Mahler、Bruckner!
9月の三菱UFJ管弦楽団の演奏会を終えてから、奄美オーケストラのリハーサルで奄美に行ったり、11月初めのホルンソロの仕事のために備えたりで、忙しいひと月でした。
さて、先日は来年1月に演奏会を控えている東京海上フィルハーモニックオーケストラの合宿が、那須塩原にある施設で。メインはマーラーの交響曲第1番ということで、到着した日はランチタイム直後の12時45分から、夕食休憩を挟んで21時まで。その後はアルコール入りの懇親会は22時まで、その後は音楽談義で、強者は結構遅くまで盛り上がっていたそうです。
翌日は9時半から12時迄、まずはマーラーを通して直し、アンコールをつまんで直し、昼食後にモーツァルトの魔笛序曲を14時迄合奏をし、私は夜の現場へと向かいました。
夜は大久保のクラシックスペースにて、お初となる高田馬場管弦楽団の皆様との練習。指揮の石崎さんからのご紹介で、練習下振り。こちらの本番も、来年1月とのこと。練習はまず伊福部さんの交響譚詩、見落としている強弱の差や、歌い回しを主に。ブルックナー交響曲第3番は第1,2,4楽章の難所、オーケストラがまだ楽譜を見切れていない(弾ききれていない、噛み合わせがうまくいっていない)部分を中心に。やはり曲に対する理解や作り出さなければいけない音色感、そしてブルックナーでは特に必要なハーモニー感を意識してもらうことを。
歴史あるアマチュアオーケストラですが、柔軟性も持ち合わせていて、楽しいひとときでした。
ちょっとした疲れはありましたが、充実した週末。もっともっとこんな日々を過ごしたいものです。
昨日は指揮研修で、田代先生にレッスンしていただき、また新しい発見をいただきました。
今日はその復習や、再来週に分奏指導、合奏指導があるアルペンシンフォニーやグラズノフのワルツなどのスコア読みを。ピアノで音を確かめながら。
来年は1月に東京海上フィルハーモニックオーケストラ、4月と11月にポルトフィルハーモニック管弦楽団を指揮します。奄美オーケストラが11月か12月、もしかしたらマーラー交響曲第3番を12月に指揮するかもしれません。
まだまだ来年以降のスケジュールは余裕があります。指揮の依頼、指導の依頼、承っております。お気軽にお問い合わせください。