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故クインシー・ジョーンズ氏を多数番組が追悼、関連15曲がチャートイン

2024.11.13 07:39

 11月3日に亡くなった米音楽界のレジェンド、クインシー・ジョーンズ氏の関連曲がオンエア急伸し、実に計15曲が今週のチャート上に並んだ。

 訃報が伝えられた4日夕刻より各局・番組が関連楽曲とともに追悼するなか、最もオンエアが伸びたのは「愛のコリーダ」だ。最高位12位に浮上した。

 ソロ曲からはさらに、日本でも昨今CMで良く耳にする「ソウル・ボサノバ」(54位)をはじめ、「アイル・ビー・グッド・トゥ・ユー」(58位)、テビン・キャンベルをフィーチャーした「トゥモロー」(77位)、「アイアンサイド」(146位)、ブランディ&ヘビー・D.をフィーチャーした「ロック・ウィズ・ユー」(191位)のオンエアが伸長した。

 また、プロデューサーとしても偉大な功績を残し、数々のアーティストおよび名曲を世に送り出してきた同氏。スーパースターを集めたチャリティソングのU.S.A.フォー・アフリカ「ウィ・アー・ザ・ワールド」(17位)のほか、マイケル・ジャクソンからは「ビリー・ジーン」(77位)、「ロック・ウィズ・ユー」(96位)、奇しくもハロウィン週だった前週から引き続いてのチャートインとなった「スリラー」(18位→146位)、「今夜はドント・ストップ」(165位)の4曲がチャートイン。

 続いてプロデュースを担当した作品より、ジョージ・ベンソン「ギブ・ミー・ザ・ナイト」(58位)、ジェイムス・イングラムの「ジャスト・ワンス」(127位)および「ワンハンドレッド・ウェイズ」(146位)、そしてパティ・オースティン&ジェイムス・イングラム「あまねく愛で」(191位)がチャートインした。

 この他、TOP200圏外でも多数関連曲のオンエアが確認されていることから、多くの番組およびパーソナリティが想い想いの楽曲でクインシー・ジョーンズ氏を偲んだことがわかる。また、これに触発されてか70~80'sの名曲のオンエアがいつもより盛んだった傾向にあり(多数がチャートイン)、いずれにしても同氏の影響力の凄さがうかがえる結果となった。


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