日本で20年以上生活してきた家族が苦しんでいます。 難民、アユーブさんの医療費カンパにご協力ください!!
西南アジア地域出身のアユーブさん(63歳)は、難民としての庇護を求めて、2000年に家族とともに日本に来ました。しかし、難民申請をしても出入国在留管理庁(入管)は難民として認めず、アユーブさんは非正規滞在の状態(「仮放免」という状態)で20年以上生活しています。
アユーブさんは2024年9月に脳出血を発症し、左半身の麻痺と脳の神経障害が残っている状態で現在も入院中です。さらに脳出血のほかにも複数の病気を患っており、入院費やリハビリ代、今後の治療費は今後も必要となります。しかし、仮放免の状態だと健康保険への加入が認められないため、多額の医療費を負担しなければなりません。累積医療費は300万円をこえるとみられ、子ども2人の収入ではとてもまかないきれません。
アユーブさんとその家族は、日本で在留資格を得て生活することを望み、20年以上、真面目に日本で暮らしてきました。しかし、入管に在留を認められないがために治療もまともに受けられず、このままでは命の危険もあります。アユーブさんが適切な治療を受けられるよう、ぜひみなさまの温かいカンパをおねがいします。
アユーブさん家族について
アユーブさんは自国の少数民族に属し、反政府組織に物資を供給する活動をひそかに行っていましたが、彼の身元を知る人物が当局に逮捕され、自国にとどまると命に危険があるため、家族4人での出国を決意しました。
来日したアユーブさん家族は日本語も話せず、右も左もわからないなかで、難民申請制度を知る由もなく、オーバーステイの状態を摘発されたのちに難民申請を提出しました。しかし、結果は不認定処分、裁判も起こしましたが敗訴という結果となりました。
2011年、入管は子ども2人が成人になったタイミングで子どもだけに在留資格を認めました。子どもたちだけでなく家族全員で、日本で生活したいことを何度も、入管に訴えていますが、入管はいまだに、両親の在留は認めません。
国際基準に基づかない入管の難民認定実務によって、難民でありながらも在留資格を与えられていないアユーブさんは、日本の難民問題、入管問題の典型です。
アユーブさんが適切な医療を受けられるよう、カンパをお願いします!
アユーブさんが複数の病気を患っているのは、異国の地で子どもたちに安定した生活を送らせることができない苦悩、生活しているのに働けない、いわば生殺し状態の仮放免での生活がいつまで続くのか、アユーブさん自身の将来も見通しが持てないことへのストレスが蓄積されたことによります。解消されないストレスにより心身が限界を迎え、多くの病気を患ったなかで、今回、脳出血になってしまいました。入管がアユーブさんを難民と認めていれば、家族全員に在留を認めていれば、今の状態は避けられたはずです。
入院費、リハビリ代などアユーブさんの治療費は全て保険がきかないため、子ども2人が働き生活費を切り詰めても、到底払いきれない金額です。今は何とかアユーブさんの治療費をつないでいますが、在留資格の手続きを一向に進めない入管への怒り、不安や、経済的な問題により、家族も多大なるストレスを抱えています。
アユーブさんの医療費のカンパをぜひ、お願いします。
また、アユーブさんが在留資格を早急に獲得し、安心して日本で生活が送れるように、アユーブさん家族の状況の拡散にご協力のほどよろしくお願いいたします。
カンパ振込先
ゆうちょ銀行
店名 一三八
店番 138
名義 ニュウカンノミンゾクサベツジンケンシンガイトタタカウゼンコクシミンレンゴウ
口座番号 0403852
記号番号 11380―4038521
※ほかのカンパと区別するため、振込の際に振込依頼人の名前を「カンパ アユーブ」にしてください。
アユーブさんカンパ呼びかけ文
呼びかけ文のPDFを添付します。
周りに拡散していただきますようご協力よろしくお願いいたします。