通院を止めようと思う 第70回開催報告
あまとうです!
11月12日(火)におしゃべりサロンを開催しました(参加者8名)。
断酒中または減酒中で通院をしているアルコール依存症の家族が
「もう通院しなくてもいいと思う」
「そろそろ通院をやめようと思う」
と言ってきたら・・・。
今回のおしゃべりサロンでは、実際にこういう場に直面した方がいらっしゃいました。
「何で!通院しないとダメよ!」
「何言ってんのよ!」
つい、こう言ってしまいがち。
そりゃそうですよね。心配ですもの。
私が夫の断酒中に受けていたカウンセリングの際に、カウンセラーさんから教えてもらった対処法は「質問すること」でした。
「どうしてそう思うの?」
→「そろそろ行かなくても大丈夫だと思うんだよ」
→「どういう状態が大丈夫ってこと?」「そろそろ、っていつ?」
「何のために通院していたの?」
→「断酒(減酒)を続けるため」
→「もうその目的は達成されたってこと?」
こんな感じです。
くれぐれも詰問調にならないように、やさ~しくです。
質問の答えを考えることで、自分の心に問いかけられるのです。
そもそも、こちらに投げかけるってことは、同意して欲しいから。
勝手に通院を止めるもできるわけですから。
本人も決めかねているのです。
CRAFT(依存症者の家族の対応テクニック)的には
・「そうなんだ」と一旦受け止める
・「ずっと通っていて偉いよね」と認める
・「私は通院を続けてくれるとうれしい・安心だわ」と「私」を主語にする
もあります。
この話をしてくださった方も、「私」を主語にして気持ちを伝えた結果、通院を続けることになったそうです!!
さらに別の方は「お話を聞いて、私もそう切り出されたらどうするかを考えておこうと思った」と話してくれました。
おしゃべりサロンのよい所の一つは、これなんです。
他の人の話を聞くことで、自分の場合はどうかな?と考え、備えができること。
私も、上記のカウンセラーさんから教えてもらったことを伝えることができました。
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次回のおしゃべりサロンは
11月26日(火)10時ー12時
@稲毛区ボランティアセンター 活動室
土曜日おしゃべりサロンもあります。
11月30日(土)13時~15時
15時からは自由参加の茶話会
@花見川区ボランティアセンター 活動室
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