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2024.11.15 02:07

Facebook加藤隆行さん投稿記事【すぐ動かない、とにかく待つ】

いつも、やらかしてしまうし人生で同じことばかり繰り返してしまう。

例えば、相手が意見を言っただけなのにそれをすぐ自分を否定されたと捉えてしまい相手に怒りで余計な反論をしてしまう。

相手から何か言われると自分の自信がグラグラになって不安から余計なことをしてしまい失敗してしまう。これがボクが会社員だったころのパターンです。まあみんなも同じようなもんでしょ。一般化すると ①何か外部からの刺激がある ②ネガティブな解釈をしネガティブな感情が出る ③その感情にあやつられ ネガティブな反応をしてしまうこれが一連のパターン。

でも、のちのち冷静になってみれば別に相手は否定したのではなくただ質問してただけだと気付いたり。不安になっていたことも落ち着いていれば、そんな不安になるようなことでもなかったりというのがフツーです。

でも、反応して同じパターンを繰り返すのはそれが、過去にあなたが危険を回避するために

必要だったからあなたの身体にパターン化して刻み込んでしまったからです。

パターンだから抜けられない。パターンだからやめられない止まらない。まさに、かっぱえびせんです。

(なにが「まさに」だ)で、これから抜け出すためにはまず「自分のパターンに気づく」必要がある。気付けない人は一生そのままでいてください。(ひどい)

今日は、気づいてはいるけどかっぱえびせんな人向けのお話。

ボクは気づいてはいたのです。すぐ怒って反論しちゃうのを。すぐ不安になって余計なことしてしまうのを。で、これを解決するにはどうしたらいいのか。

そのために当時四苦八苦して編み出したのが「すぐ動かない、とにかく待つ」ということ。

①何か外部からの刺激がある ②ネガティブな解釈をし ネガティブな感情が出る

③その感情にあやつられネガティブな反応・行動をしてしまうの②で、待つ。

とにかく待つ。四の五の言わずに待つ。あーだこーだ言わずにあれやこれやせずに、待つ。

怒りにかられて動かない 不安にかられてやらかさない。とにかくこれを練習しました。

もうこんなやらかし人生は嫌だ!と本気で思ったので、とにもかくにも練習したら

できるようになりました。

②で出てきたネガ感情をゆっくり身体の感覚で感じて眺めてときに声に出してあげてさすってなだめて、そりゃ怒るわ、不安なるわと共感して呼吸に溶かして終わらせていく。

したら物事が冷静に見えてくる。

敵だらけ、問題だらけだった現実がそーでもなくなってくる。

そこではじめていつもと違うパターンで行動できるようになる。

行動できるとなんだうまくいくじゃーんカンチガイだったじゃーんと気づく。これで人生を変えてきました。

それを理論づけして全解説したのが拙書『赤無敵』です。

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で、今となって心理のこととかももろもろ学んでから、これらが認知行動療法だったり

フォーカシングだったりネガティブ・ケイパビリティだったり セルフ・コンパッションだったり 変容の逆説的定理だったり だと気づくのは何年もあとの話しです。

そんな理屈はおいといて、当時ボクはただこれを「とにかく待つ」と呼んでいました。

偉そうにここまで書いてきていますが人生がうまくいっている人は必ず自然にこれをやっていると思います。

怒りや不安に操られず「とにかく待つ」あなたの人生にこの言葉と行動を取り入れてみてください。かっぱえびせんをやめられるかもしれません(^ω^)


https://www.ryutaiin.jp/?p=274 【待てば海路の日和あり】より

 ことわざには先人の智恵がこめられています。このことわざは、「天候がすぐれず波も高い日が続いても、いつかは波もおさまり、船出にふさわしい日が来るように、今はだめでも、待っていれば必ず良い時が来る。」という意味です。

春先は風が強い日もあり、交通機関が運休したりしますが、いつまでもとまっている訳ではありません。風が収まれば、安全に出立することができます。でも、目の前の事しか見えなくなっていると待つ事が出来ず、あせってしまい、結局うまくいきません。時節が到来するのを待つのは人生も同じかもしれんません。そして、その船出の好時節をとらえて出立する判断も大事です。道元禅師は、修行をする上でも「その時」が大事だと述べられています。待つ勇気、そして、出立する勇気、を持って人生を歩んでいきたいものです。

 人生にも向かい風の時もあれば追い風の時もあります。向かい風の時は、自分を大きく育ててくれる試練だと考え、海路の日を待ち、追い風の時には謙虚に、そして慎重に歩を進めればきっとよい人生を送れると思います。

 今年の梅花特派の任地が決まりました。群馬県宗務所管内を6月に、北海道第一宗務所管内を8月から9月にかけて巡回します。北海道へは津軽海峡を越えて渡ることになりますが、どのようにして行くか思案中です。空路・鉄路・海路といろいろなルートがありますので・・・。