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冬の土用は新しい芽吹きのための準備期間です。

2019.01.18 07:28

昨日から冬の土用が始まった。節分まで土用なので、土いじりや樹木の剪定、引越しなどができない。本日は、土の神様がお出かけ中なので、農作業など土いじりをしても良いという間日。

といえど、間日に大きく育った樹木に刃物を入れるには気がかりだ。

冬の土用は節分で終わるのですが、節分を越え春に向かう気分の樹木に刃物を入れるのも、なんとなく申し訳ないような気がする。そんな風に思っていると、いつも草むしりや樹木の剪定の時期を逃してしまう私。

草刈機やチェーンソーなど機械が毎年、一つずつ増えていき4年。今年こそはと、実家の広い敷地に生い茂った草村は、気づけば森のようになっている。「雑草も10年放置すれば森になる。」とパーマカルチャーの先生が、おっしゃていたが、まさしく実家の庭や畑は森になってしまった。

きちんと手入れをしないと、台風などの災害があった時に、自分のところだけでとどめておければ良いが、近隣に迷惑をかけることもあるので、それだけは避けたい。そして冬の草むらは、火災が怖い。

また、ガレージにしている場所は、23年前に亡くなった父の建築工場。屋根や壁の劣化も進んでいるし、放置すれば、使わなくなった大きな家具や雑多なもので廃棄場のようで。今年こそは、片付けたいと思っているが、植木屋さん、大工さん、シルバーさん、諸々内容によってもと色々と考えていると一歩の踏み出しが鈍ってしまう。


そういえば、アトリエがあるマンションは、高齢の方がセカンドハウスとして借りている世帯が多い。一軒家は手入れが大変だからと、景色の良い部屋をセカンドハウスとして借りたものの、こじんまりと暮らせるのが楽チンだからと、結局はベースの住まいにしているという。

私自身も微妙な年齢でもあり、高齢の母、ニャンコ、その環境の中で、はてまた、自身は、どう暮らしたいのか?色々と悩ましい季節です。


土用 → https://jpnculture.net/doyou-ng/



私が生まれた年に記念に植えたという柿の木は、すでに2階の屋根あたりまでの高さになっている。

横幅も、細い枝が成長し太い幹が始まったように、大木になっている。

今年こそは、手入れをしないと木自体に負担がかかるので、この柿の木だけは、庭師さんにお願いしようと思っている。



住まいを実家に移して4年。

4年前にリノベーションを計画していたが、母の健康上の都合で延期をして今に至る。

23年間、実家を離れていた私が、土地やその土地に息づく樹木や精霊たちの言葉を

きちんと聴かずとして計画をしていたように思う。


この4年、裏の畑で収穫した柚子などをいただき、その植物たちから、そのDNAから言葉をいただき、きっと、今頃やっと、この土地とどう暮らすか?そんな許可をいただく時が来たように思う。


今は、南海トラフなど、地震のことも考慮している。

なぜか、特に今年は、ちょっとした胸騒ぎがあって、有料の地震情報のサイトにも登録した。

太陽光ソーラーチャージャーや、ポータブル電源なども購入し始めた。


住宅、暮らしのデザイン。

人生のデザイン。

何が大切か?どう暮らしたいか?どう生きたいか?

ブラッシュアップの時のようです。





節分が明けたら、新しい分野の染めへも取り掛かりたい。

今は、会社の決算のため、税理士さんへ送る資料の準備をしながら総決算。

冬の土用は、新しい芽吹きのための準備期間です。