首里城
2019.01.18 08:30
沖縄の観光スポットとして外せないのが首里城。
かつての海外貿易港「那覇港」を見渡せる丘にあった歴史的な城跡です。
首里城の歴史
はっきりとした年代は分かっていませんが、首里城は14世紀の初め頃に建造されたものと言われています。
太平洋戦争中、米軍の艦砲射撃によって壊され、戦後は首里城跡に琉球大学が置かれたこともあります。その後、首里城は再建され、現在、復元した姿を見ることができます。
首里城の姿
首里城は沖縄県で一番大きいの城です。
国王一族の住居であるばかりでなく、政治の中心であり、中国貿易の拠点でした。
1999年に都市景観100選に選ばれました。2000年には首里城跡が琉球王国のグスク及び関連遺産郡として世界遺産に登録されました。
首里城は、外城、中城、内城の三ブロックに分かれており、外城には、馬小屋や倉庫があり、中城には、警備兵が城を守り、内城には三階建ての正殿があります。王はその2階に住んでいました。
日本本土の城とは違って、首里城は中国の城の影響を大きく受けています。城の概観は朱色です。
国王を表す龍や、富の象徴である牡丹が装飾されています。
首里城公園
首里城公園は無料エリアと有料エリアとがあります。
無料エリアは守礼門から入って奉神門の手前まで。その先は有料エリアで琉球時代の姿を再現した、正殿を始めとする建築物を見ることができます。
所在地:沖縄県那覇市首里金城町1丁目2
営業時間:8:00~18:30
電話:098-886-2020