ゴシックフレームステンドグラス
こんにちは。
お天気雨の土曜日
皆様いかがお過ごしでしょうか。
すっかり晩秋の景色になってきました。
寒くなると、暖かな飲み物が美味しく感じられる季節。
アンティークのあかりがより美しく感じられます。
いよいよ12月が差し迫る時期ですが、皆様はもうクリスマスツリーは出しましたか?
当店では昨日から、クリスマスデコレーションに変わりました。
毎年好評のサンタクロースたちと共に皆様のご来店をお待ちしております。
本日はクリスマスにぴったりの品・・・ゴシックフレームステンドグラスをご紹介いたします。
ゴシックとは・・
皆様一度は聞いたことがあると思います。
元々はゴート人、ゴート族、という意味から由来しており、
当時主流であったルネサンスから逸脱したデザインで、アルプス以北から生まれたことにより、当時ルネサンスの中心であったイタリア人が侮辱的な意味を込めて付けられたと言われています。
当時の時の権力の象徴である教会に多く見られるデザインで、
アーチの先端が尖ったデザイン(尖頭アーチ)で高さを強調し、天に向かって伸びている印象を思わせます。
また、葉形模様を用いられており、円が重なり合うところから生み出された葉形は4つ葉、3つ葉であることがほとんどです。
こちらのゴシックフレームもそうしたゴシック様式の要素を言わずもがな見て取れます。
そうしたフレームの中心にはマリア信仰のステンドグラスがはめられています。
Scherpenheuvel シュルペンハウフェルは、はっきりとした出発点は分かっていないとされていますが、1603年1月に起こった奇跡的な出来事を発端に始まったマリア信仰であるとされています。
現地はカトリックの巡礼聖地となっているそうです。
ステンドグラス単体で見ても、イギリスよりかはヨーロッパ大陸で作られたものと酷似しており、おそらくベルギー周辺で作られて品物かと思われます。
そんなステンドグラスを挟むように両戸にはラッパを吹く天使が挟み込まれています。
ラッパを吹く天使は、ヨハネの黙示録から由来しており、悔い改めよの意味が込められています。
そんな厳かなゴシックフレームパネルではありますが、現在はゴシックはカルチャーの名前にもなっていて、宗教的な意味合いをあまり深く考えずにデザイン様式を楽しむ風潮があります。
パネルは開いていても、閉じていてもとても美しいデザインですので、
普段は閉じていて、クリスマスシーズンに開いたりしてもいいですよね。
ちょっとした目隠しに使うことができます。
ゴシックフレームステンドグラス
W610
D200
H770
価格¥220,000-(税込)