大切なことは特撮から教わった!トクサツガガガ1話感想
「トクサツガガガ」
というマンガをご存知だろうか?
一般商社のOLである仲村叶は大の特撮オタクであるが、その趣味をみんなに言えないでいる。
そんな仲村叶の日常をオタクあるあるを交えながら描いたマンガが「トクサツガガガ」である。
まさにこのブログを読んでくださる方々のためにあるようなマンガで、大学の先輩から教わって、その面白さから毎週ビッグコミックスピリッツを購入して連載を楽しみ始めてから早3年
ついに実写化が実現しました
しかも放送局は天下のNHK…
さらに協力に東映がクレジットされるなど、NHKの本気度がうかがえる本作。
その第1話がついに放送!
今回はその感想をさっそく書いていこうと思います
まず目を奪われたのが劇中に登場するヒーローの完成度の高さ!
劇中ヒーローであるジュウショウワンの殺陣や名乗り、スーツの出来栄えなど、新しいスーパー戦隊だと言われても違和感ない完成度で仲村さんじゃないが、「かっこよすぎか!」と悶絶してしまった。
さらに驚いたのが、小道具の数々。
仲村さんの部屋に飾ってあるフィギュアや玩具を始め、今回のキーアイテムであったスイングキーホルダーなど色々なものが実際の特撮玩具やアイテムとしてあるあるなものであり、かつそのクオリティも本当に発売されているものを使っているような出来栄え。
本当にシシレオーのスイングは欲しくなった…
肝心のストーリーも原作のいくつかのエピソードを上手く盛り込みテンポよく進めてくれている。
電車の中で老人に席を譲るシーンは妄想ヒーローこそ出てこないけど、ヒーローだったらどう行動するか?って考えて自分の行動を振り返ることがあったりしたので、超共感できた。
仲村さんはじめダミアンや北代さんといった原作キャラも上手く再現されていて、特に設定より若い小芝風花さんは表情豊かに仲村さんを演じてくださり、非常に楽しかった。
自分はわりとオープンなオタクなのであるけど、オタクであることをさりげなく分かる人だけに伝えるためにスイングを使うところは実際やってみたりしてる。笑
今回のクライマックスだったカラオケでのオタバレのピンチは、原作でも好きなエピソードでエマージェイソンによる徹底したオタバレ防止のための合いの手がテンポよくて爆笑だった。
クレジット観て気づいたけど、今回関わってる声優も陣関智一さん、鈴村健一さん、稲田徹さんと特撮経験者ばかりで豪華なんだよなぁ。
スーツアクターさんも仮面ライダーblackRXの岡元次郎さんだし、特オタのツボを抑えまくっている
総括して完成度・満足度共に高い1話でした。
特撮が好きな方だけじゃなくても、楽しいコメディとしていけるんじゃないかと思います。
これから全7話でどこまで見せてくれるか?本当に期待です。
次回は主要キャラクターである吉田さん(トライガー推し)が本格登場によるヒーローショー編
今から来週が楽しみです