A little touch of star quality

アルゼンチン・ペソのお札featuringファーストレディの横顔。

ブエノスアイレスではチェ・ゲバラ、メッシ、エヴィータのアイコンが至るところにいて

私は滞在中割とずっと「アルゼンチンよ泣かないで」を口ずさんでいたくらいに

ミュージカル・エヴィータのファンなもので、

見かけるたびにテンションが小躍りでした。

エヴィータ・ミュージアムには、彼女が公務で着たお洋服なども展示されており

特に国旗のブルーを取り入れたディオールの衣装たちが素敵だった。

エヴァが労働者代表を自称し始めてからの、

徹底的なひっつめ髪とスカートスーツへの拘りぶりに

彼女のイメージ戦略の才能が垣間見えます。

実はトレードマークの金髪はブリーチで、地毛は暗めのブラウンというのが一番驚きました！

エヴィータの政治介入については色々評価が分かれるところですが

女性の参政権獲得、孤児院や養老院の施設整備、各種チャリティ活動など

普通の政治家が生涯かけてやることを正味７年でというのは単純に激務だし、

大統領の妻が職業婦人兼ファッションリーダーで

声高に女性の地位向上を主張してくれるって、そりゃ世の女性は活気づきますよね…。

女優現役の頃から俳優の労働組合で活動していたらしいので

ご本人のもともとの気質ももちろんあるだろうけども。

ラジオで演説するエヴィータが好きなので

ポストカードとマグネットはマイク前の姿にしました。

エヴィータ・ミュージアムのカフェが可愛くて美味しかったのでお勧めです。

エヴィータのランチプレートはボリューム満点でデザートにプリンがついてる！

そういえばエヴィータの名を借りた子宮がんチャリティって

ありそうでないですね。

今ちょっと調べたら、とあるローカル劇団のエヴィータミュージカルが

特別公演のチケットの売り上げを一部子宮がんチャリティに寄付するシステムを取っていて

いいアイディアだと思いました。