遠く離れた実家の心配
先日、リフォームコンパス東京表参道店にH様が奥様お一人でお越しくださいました。
事前のお問合せはありませんでしたので、まずは詳しくご計画内容等についてお伺いさせていただくことにしました。
H様は都内在住で、ひとまわり以上年上のご主人様と既に成人されている二人の息子さんとの4人家族でいらっしゃいましたが、
ご主人様の熊本県のご実家がお母様が施設に入られたことで空家になっており、
既にご主人様の名義になっていらっしゃることなどから、
今後どうしていくか、という点も踏まえて、まずはプロに見てもらいたい、というご希望でした。
すぐに移り住むことが決まっている訳ではないとのことで、ご計画自体は急いでいらっしゃいませんでしたが、
熊本は大きな地震の被害があったところでもあり、そもそも住めるのかどうかという点も含めて
早めに建物のチェックをしておきたい、というお気持ちだったようです。
今回のH様のように、遠隔地の物件をどうしていくか、という問題については、
その距離によって一層それが難しいものになっていくことがあります。
特にリフォームにおいては、その情報共有や会社とのコミュニケーションも重要になるため、
どこの会社に任せても良いということにはなりません。
またH様の場合には、今後どうしていくかという点も決まっていらっしゃいませんでしたが、
逆にすぐに手放すというお考えも少ないようでしたので、
やはり建物をしっかりと見てもらい、メンテナンス等も含めた提案を受けることも
大切になるように思われました。
ご計画地がリフォームコンパスのサービス提供エリア外になってしまうため、
大手の一部の会社には限られてしまったのですが、
H様には事情なども全てお話をさせていただいた上で、2社をご紹介させていただくことになりました。
ぜひしっかりと建物を見てもらい、その上でより良い方向性を模索していただけたらと思いました。
H様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura