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可能性を引き出す介助

2016.02.21 23:59

昨日は人間の動きをベースにした介助の研修会に行ってきました。


私自身、昨年から病院での介助の現場を見てきて、介助する方々が患者さんを引き上げる、持ち上げるという動作でベッドから起き上がらせたり、車椅子に移動したりする場面をみてきました。


介助する側が自分の力を使いすぎることで、結果自分の体も壊すことにつながり、さらには患者さんの可能性を摘み取ってしまう。


本当は出来るかもしれないことを、出来ないとみなしてしまう患者さん。


そうではなくて、あくまで介助者は患者さんのサポートであり、動きの邪魔をせずに、患者さんに主導で動いてもらう。 


ひいては、介助者の負担は減り、体も壊さず、患者さんは動ける筋力や方法を見つけていく。


高齢化していく社会、でも介護負担は増えても金銭的には厳しくなる。


だからこそ、自分で動ける、動作が出来るような介助が、結果自身のリハビリにもつながるのではと、また新たな視点をもらった1日でした。


ロルフィングでも、ただ受け身になるのではなく、引き出していけるようなセッションにつながるよう意識していきたいです。


昨日の思い出@静岡おでんおばちゃん