【マクドナルドから学ぶ美容室の集客法】消費者行動を体感すると、ヒントが見えてくる
例えば今日のお昼ごはん何にしよーってなって、マクドナルドにしようかなーなんて思ったとします。
最近友達が今キャンペーン中の『ヒーヒーてりやき』が美味しかったよーと言ってたのを思い出したからです。
マクドナルドのアプリでクーポンを探すと、
お目当てのヒーヒーてりやきのセットが¥690→¥640に。
食べたかった『ヒーヒーてりやき』のクーポンが手に入ったので、今日のお昼ごはんはマクドナルドに決定。
さらに何となく、お知らせのページを見てみるとこんなキャンペーンが...!!
こりゃ凄い。プラス100円でポテトもコーラもめちゃくちゃでかくなる!これでお腹いっぱいになりそう!
あーでもコーラのみかぁ〜オレンジジュースだったら良かったのになぁ。
うわーでもナゲットも食べたい気分やなぁ...
ナゲットのクーポンもないかなぁ〜と下にスワイプしていくと、
何やこれ!!めちゃ気になる!!
マクドナルドで福袋て...
てか¥3,000かぁ〜なんかマクドナルドで(セットと合わせて)1人で¥4,000円近く使うのって何となく気がひけるなぁ〜
まぁ別に必要なものかよくわからんし、今回はセットだけにしておこう、うん!
美容室に来るお客様はこんな気持ちでサロンを選んでいる
ちょっとした茶番でしたが、笑
ネットで買うものを選ぶ消費者の行動としては、マクドナルドも美容室もパターンは似ています。
事前にネットを使ってクーポンを探し、
でも大体の予算は決まっているので、安くなった分なにかをランクアップさせてもいいかなーなんて考え、他のメニューもとりあえず見てみる。
そしたら気になる商品が目につき、少し予算と照らし合わせたり、他にもお得な情報や欲しいものがないか探してみる。
福袋もなんか気になるけど必要性がよくわからないから、買うつもりはない...
けど、お店でそのお得さを上手に勧められたら、気にはなっていたから買うかもしれない。
これって、美容室探しも一緒なんです。
マクドナルドのアプリのように、たくさん新しい商品のラインナップやキャンペーン告知があれば、お店に行く前に事前にある程度〝買いたいもの〟を選ぶ楽しみがあります。
でも、その情報が全くなければ、店頭に行ってからオススメされるものが多いので、急には財布のヒモを緩められません。
事前に気にならせておけば、当日いくらでもご紹介できるし、魅力を紹介できます。
でも殆どの美容室では店内で何を売っているのかネット上で教えてくれません。
だから美容室に行くのは緊張するし、気軽に行けない雰囲気があるんです。
『美容師はSNSをやったほうがいいぜー』なんて誰でも知ってるし、やってる。
でも、その本質をわかって発信をしている美容師さんはごくわずか。
SNSをやっていても予約の導線をわかっていなかったり、ホットペッパーやホームページに全然コンテンツを載せていない美容室(美容師)が多いのは、こんな風に
日常的に消費行動を取っていない、つまりお買い物をちゃんとしてない人だから、お客様の気持ちがわからないんですよ。
自分の好きなものに偏りすぎて、一般の消費者行動を理解できないと、集客はむずかしいです、やっぱり。
マクドナルドに限らずですが、普段から常に『美容室だったら、どう当てはまるかな?』を頭の片隅に置いておき、ヒントを得るのも良い方法です。
常にアンテナは立てておきましょう。