本当に「試合写真」って要らないのですか?
公式見解では、ラグビーの試合写真は不要
既に何度もお話ししている通り、ラグビーの試合撮影に関する「同志社大学ラグビー部の公式見解」は「試合の写真は要らない。DRFCに撮影を頼んだ覚えはない。要るのなら、自分たちで撮影する。」(某関西協会担当最高幹部談)と言うものです。
これは一つの見解であり、正しいとか正しくないとか言う類のものではなく、我々外野席がどうこう口を挟むものではありません。我々の立場としては、DRUC(同志社大学ラグビー部)の判断に真摯に従うまでです。
その結果、一昨年よりDERC(同志社ラグビーファンクラブ)は、花園ラグビー場等の公式試合でのグランドレベルでの撮影をしておりません。(当発言を受けて、関西協会からグランドレベルでのDRFCへの撮影許可が下りなくなりました。)
「今」のラグビー部の幹部の方が試合写真は要らないとおっしゃるのなら、きっと「ラグビー部の総意」として試合写真は要らないのでしょう。(過去の対応は全く違いました。写真撮影への強い要請を受けて来ました・・)
20数年撮影して来たのに・・
「写真で同志社ラグビーを応援」と言うDRFC写真班の基本スタンスは、ものの見事同志社大学ラグビー部から全否定されました。20数年間に亘る試合撮影累計写真枚数23万枚は一体何だったのだろう、僕の青春を返せ~って叫びたくもなります。(へへへ・・て程のことはありませんでしたが・・)正直、梯子を外されたと言う思いです。
確かに試合写真は、同志社大学ラグビー部所属のアナリスト(1名)の方が毎試合、グランドレベルで選手を間近から試合分析を兼ねて撮影されております。
また、学生新聞の同志社アトムの方々が公式試合(Aリーグ・Jrリーグ・定期戦)等の撮影を3~4人で撮影されております。DRFCの出る幕は、全くない様にも思えます。
かくして、我々DRFCの出番は完璧に消滅し、20年以上に亘りDRFC写真班として撮影を担当して来た爺は、不憫にも涙の引退に至ることになったのであります。
皆様お気付きの様に、いくら写真撮影が趣味とは言え、ぺちゃくちゃ仲間内で言いたい放題言いながら試合観戦した方が遥かに楽しいに決まっていますから、やっと孤高の撮影から脱せられるのかと後期高齢者間近の爺にある意味ほっとした気持ちが生じたのは紛れも事実であります。
選手・ご家族の根強い撮影希望
ところが一昨年の秋のことですが、DRFCのHPで撮影中止をほのめかした途端、はからずも少なからずの選手のご家族の方から、メールで「継続要請」をいただくことになりました。
特にAやJrでない選手の方々が撮影対象になることは極めて少ないらしく、DRFC撮影の写真を楽しみにしているとのことでした。また、ラグビー部が撮影した写真が手に入ることはないとのご指摘も受けました。(もちろん同志社アトムやラグビー部撮影写真は、選手に個人的には渡っているのだとは思われますが・・。)
特に問題なのは、ラグビー部の公式HPの写真帖がここ2年くらい更新されていないことです。過去には私の所有するそこそこ高額のカメラ・レンズをラグビー部に貸し出して撮影指導もしましたが、担当がコロコロ変わり、なかなか撮影ノウハウが定着しませんでした。
1年次から撮影担当を4年間固定して欲しいと何度も申し上げましたが、実現することはありませんでした。(こんなことさえ、きっとラグビー部幹部の方はご存じないのでしょうし、結果として表向きは歯牙にも掛けていただくことはありませんでした。)
特に強い選手からの撮影希望
思わぬ撮影継続要請を受けて、10人くらいの選手諸君に「試合写真は要らないのか?」と聞いたら、誰もが「とんでもない。絶対に必要」との回答でしたし、中には写真撮影をしてもらうことを励みに試合に出場を目指していると言う選手さえ、少なからず存在しました。私に気を使った発言ではあったのでしょうが、不要と回答した選手並びにご家族の方は皆無であり、むしろ更に積極的に撮影して欲しいと言う声が大多数でした。私の手前勝手な解釈かもしれません・・。
かくして、DRFC写真班としての撮影は断念し、さいたま69個人として細々と観客席から一般客の一人として「選手・ご家族用限定」として撮影を継続している次第であります。ただただ、選手やそのご家族のご要望に応えることが、撮影継続のエネルギーの源泉であります。(←我ながら豪い!)←誰もいってくれない・・。(涙)
本題:何故首脳陣と選手とで、これほど違うのか?
閑話休題。経緯は兎も角、本題に移ります。(←前置きが長過ぎ~!!)
この試合写真と言う些末な話の「最大の問題点」は、何故これほどまで選手の声と幹部の判断が異なるのか‥と言う点です。
これまでの首脳陣は、選手やご家族の声を反映してか、DRFCの写真撮影環境を最大限配慮し優遇していただきました。例えば、コロナ禍で同志社大学ラグビー部の公式試合撮影者枠が2枠(ラグビー部1名・DRFC1名)から1枠になった時には、ラグビー部は自から退きDRFCに1枠を与えていただきました。
選手と幹部との考え方の段差
この選手とDRUC(ラグビー部)首脳陣との考え方の段差、換言すれば意思疎通の欠如は一体何なのでしょうか?私の胸中には、試合写真に止まらず、一事が万事の様相を呈している様に思わざるを得ない懸念(疑惑?)が生じております。決して試合写真の件は、些末な話ではない様に感じています。
更に踏み込んで申し上げれば、試合写真問題だけでなく、選手・ご家族とラグビー部幹部との間には極めて大きな齟齬・不満が蔓延している様に垣間見えます。練習方法然り、選手起用然り、怪我問題然り、ミーティング問題然りであります。10年前の内紛問題(←ちょっと言い過ぎですが・・)と同じ事象が生じている様に思えてなりません。
結局は組織のガバナンスの欠如
私に言わせれば、同志社大学ラグビー部は、もはや組織の体をなしておりません。傍から拝見すれば、組織管理能力のない人に組織をまかせた時の、典型的な事象が多発している様に思えます。
このような情報が内在されることなく、私のような試合会場付近をうろついている連中の耳にどんどん入るまでに至っております。レッドゾーンに突入どころか明らかにレッドラインを超えてしまっている様に思えます。更に生意気を敢えて申し上げれば、DRC及びDRUCの幹部の方々は、是非とも選手の偽らざる生の声を汲み上げていただきたいと思います。
残念ながら今季Aリーグ全敗(5節)が示している通り・・
残念ながら組織の現状は、Aリーグ全敗の結果が示している通りです。正直に同志社大学ラグビー部の組織実態を反映した結果です。更に正直に申し上げれば、昨季秋シーズンよりかなりチーム状態が悪い様に思えます。ファンの間では、全敗でシーズン終了の声が高いのも事実であります。
今は、選手諸君はリーグ残り試合の関西大学、摂南大学との試合に集中して欲しいし、心あるDRC幹部の方は来年への「新体制への刷新」に向けてブラインドで強かに動いていただきたいと思います。
現体制存続では、新年度も同じことを繰り返すのは必定だと思われます。来年度へのタイムリミットは近づきつつあります。いやはや、その前に2部転落の悪夢が近づきつつある様に杞憂してしまいます。こんな馬鹿げた私の評価が当たっていないことを自己矛盾を感じながら、ひたすら祈るだけです。(F)
<ご注意>
文中の内容と写真とは、一切関連はありません。当文章は、筆者の数少ない歪められた情報に基づくものであり、エビデンスのない妄想の類であります。