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Dソリューション研究所

地域での「同質化圧力」に負けないために

2019.01.19 04:38


「BEPPUローカルベンチャースクール」第1回に行ってきました。


今回の講演は、こちらのお二方でした。


1.「新しい時代を切り開く起業家精神とは?」

 伊藤健太氏(株式会社ウェイビー代表取締役社長)



2.「起業家としての心構えと、成長するビジネスプランの事例」

 佐藤真希子氏(株式会社iSGSインベストメントワークス 取締役 代表パートナー)




どちらも刺激的でしたが、地方に住む私としては、イトケンさんの下記の言葉が特に印象に残りました。


“ 地方・地域では、「同質化圧力」が非常にある。

  ただ、そのような「同質化」の状態だったから、今までうまくいってなかったんでしょう? ”




さらに、懇親会で話す機会も持てました。


私が、「イトケンさんのように、外から意見を言っても、『同質化』の中では『多勢に無勢』になりませんか?」と聞くと、


「そうならないようにトップを押さえます。各地で、市長と一番仲良くなるようにしています。」

「その上で、そのまちのビジョンを描いて、市長以下、みなさんと進めて行きます。」


竹田にも、東京からコンサルタントが来ることがあるが、この「トップと握れているか、どうか」が大きな違いのように感じます。


また、地域の「同質化圧力」に負けないようにするには、「地域に入り込みすぎない」ことが重要でしょう。


ただ、私のように実際にその土地に住んでいるからこそ、「多少は、信頼されるようになったかな?」と思うのも事実です。。


セミナーのコーディネーターである村岡浩司さん(有限会社一平(九州パンケーキ)代表取締役)が仰っていた、「内と外の使い分け」がまさに必要。


つまり、普段は身近な内側に物理的には住みつつも、外から新しい刺激や情報を持ち帰ってくる。


そして、その外からの情報を、適切にその地域に合わせて転換し、還元するようにする。


地域では、適度に同質化しつつも、外からの刺激を常に与えられる存在になることが重要だなあと、改めて感じました。