常に進化とチャレンジを続けていきたい
2024年11月22日(金)から24日(日)まで、長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)にて、2024/25 ISUワールドカップスピードスケート競技大会が開催される。
2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪に向けたプレシーズンの開幕を前に、高木美帆選手は、公式練習後の会見で新シーズンへの意気込みを語った。
◆高木美帆
現在のコンディションについて、特に大きな問題はなく、先週の4大陸選手権からしっかりと準備ができていると自信を見せた。また、自国開催となるワールドカップ初戦については、「気持ち的にモチベーションも上がりますし、ここで滑ることに対してすごく嬉しいなっていう気持ちも同時に持てています」と喜びを語った。
今シーズンの位置付けについては、「いいスタートを切りたい。また自国開催ということでいい結果を残したい」という気持ちと同時に、「どのタイミングであっても、自分がレースに対して求めるものだったり、進化しけたいとか、チャレンジしていきたいっていう気持ちは変わらずに持っていきたい」と、攻めの姿勢を強調。ファンに向けては、「見てくださる人たちやスケート関係者の方々に、何か1つでも伝わるものがあるレースができたらな」と意気込みを語った。
今シーズンのテーマについては、「夏場からいろんなコミュニケーションを取り合って、どういう風な作戦が1番ベストなのかっていうのを、繰り返し練習だったりとか話し合いの中で取り組むことができていて、その中で少しずつ手応えを感じている」と明かした。
ヨーロッパ勢の選手たちとの戦いについては、「後半に向かって上がってくる選手も多いので、足元すくわれないようにしていかなきゃいけない」と気を引き締めた。
取材:Tomoyuki Nishikawa / SportsPressJP