NHK大河ドラマ「べらぼう」メインビジュアル公開!
横浜流星さん主演の大河ドラマ「べらぼう」のメインビジュアル(国内版)を公開されました!また、初回放送は15分拡大版となるとのこと。楽しみです!
国内版は、横浜流星さんが演じる、まだ何者でもない、若かりしころの蔦屋重三郎(蔦重)の“ある日常”の一瞬の表情をきりとり、まるで“べらぼう”の世界へいざなうような1枚です。
誰もがスマートフォンやデジタルカメラを持ち、手軽に写真を撮れる、まさに“スナップ”全盛の現代。もし蔦重が生きていた江戸時代に、同じようにカメラがあったなら、どんな日常の描写が表現されるだろうか。きっと蔦重も、今の私たちと変わらず、同じような、親しみある表情をしていたに違いない。そんなコンセプトのもと、制作が始まりました。
カメラマンは、数多くの映画やCMなどで横浜さんとご一緒されている、今村圭佑さんにお願いしました。今回は、日常的な描写を考えるにあたり、カメラマンと被写体の2人の距離感や関係性も大事なポイントと捉えました。実は「UNBOUND」の写真も今村さんが手がけています。アートディレクターの菅谷幸生さんとのコラボレーションでうまれた、国内/グローバルVer. ふたつのビジュアルで、大河ドラマ「べらぼう」は、いよいよ本格的に動き出します。
「UNBOUND」ビジュアル&特報動画(「べらぼう」グローバルVer.)公開
NHKのドラマは、世界の多くの国で見られています。世界中の視聴者に届けられるよう、大河ドラマ「べらぼう」は英語タイトル「UNBOUND」と題し、新たなビジュアルと特報動画を作りました。ドラマの主人公である蔦屋重三郎が出版した作品が今なお世界中を魅了しているように、「べらぼう」も放送に先駆け、さまざまな素材を使って国際発信を行い、作品の魅力を届けていきます。
【べらぼうの英語タイトル「UNBOUND」の意味】
「UNBOUND」とは、「解放された」「とらわれない」という意味。身分や出自にとらわれず、慣例に縛られない“べらぼうな”生きざまを見せた蔦屋重三郎を表現する言葉。「UNBOUND」には、「未製本」という意味もあり、出版業を営なみ、やがて浮世絵や本の文化を発展させていく蔦重をイメージさせる言葉でもある。
横浜流星 主演(蔦屋重三郎 役)
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」
【放送予定】2025年1月5日(日)スタート
[総合]日曜 午後8:00 / (再放送)翌週土曜 午後1:05
[BS]日曜 午後6:00
[BSP4K]日曜 午後0:15 / (再放送)日曜 午後6:00
【作】森下佳子
【出演】横浜流星、安田 顕、小芝風花 / 里見浩太朗 / 渡辺 謙
【物語】
18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。
血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
折しも、時の権力者・田沼意次(渡辺 謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見いだした才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。
しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる…。蔦重は、その後も幕府からの執ような弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う…。
命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった…。
【制作統括】藤並英樹、石村将太
【プロデューサー】松田恭典、藤原敬久、積田有希
【演出】大原 拓、深川貴志、小谷高義、新田真三、大嶋慧介