Tiny Pouchと、僕の思う自転車像。
おかげさまでTiny Pouchがじわりじわりと旅立っており、在庫補充がそろそろ必要になってきました。
ちょっとしたサイクリングに使える。そしてハイキングにも使える。
自転車のハンドルにしっかりと固定されるので、バッグが安定しストレスにならない。
ウェストポーチとしても使える。
小ぶりなウェストポーチは、着け心地や見た目共に違和感がない。
防水生地なのでカメラバッグとしても活用できる。
Tiny Pouchは僕の思う自転車像にマッチしている。
前回のブログでも書きましたが、スポーツサイクルは旅(距離や時間の長短、大小に関わらず)の移動手段だと思っている。
(もちろんいろんな考えがあっていい。スポーツサイクルはレース用車両だという人もいる。)
日々自然に囲まれた生活をしていますが、それでも僕はときどき、あえて山の中を歩く。
そこには日常生活とは違う雰囲気が漂っている。
いくらあれこれ悩み考えながら山に入ろうが、木々は素知らぬ顔で立っている。
自分を客観視できるという点でも、あえて山の中に入るという行為が好きだし必要だと思っている。
それは旅にも当てはまる。
自分のことなど誰も知らない土地へ行くのはいいものだ。
それと同時に、彼方に見える山の麓での暮らしはどんなだろう だとか、彼方の見えない人たちの生活や営みに思いを馳せることもある。
人の生活そのものが、その場の雰囲気に匂い香りをつけている。
地域によりその雰囲気は色々である。そして山にはそれらとはまた違った、しんとした雰囲気が霧のように漂っている。
ずーっと同じ匂い香りのところに居続けると、その匂いが自分の中へ侵食してくるようだ。
好きな匂いだろうが、それ一色に染まるというのは人間にとって風通しのいいことではないようなので、時々は小さくとも短くとも旅に出たり、山に入ったりするのがいい。
霧にすら香りを感じられる。それは人間にとってかけがえのない体験だ。
そうした体験には、歩くこと、そして自転車に乗ってサイクリングをすること というのはとても手軽な手段だと思う。
というのが僕にとっての自転車像です。
時々僕は自己流の表現をしますが、ちょっとでも感じていただけたら幸いです。
では明日もよろしくお願いします。