オーギュストロダン引退お披露目式
2024.11.24 09:13
24年11月24日。
オーギュストロダン引退お披露目式。
「翼は世界を狭くした。そして広くした。」
翼のDNAを継ぐ、英雄の傑作。
瞬時に日本へ伝わる、衝撃の快挙たち。
世界を狭くした。
一方、欧州で引き出した、血の神秘。
世界の広さを示した。
きっと、我々の心に刻まれたのは、
幸福な矛盾。
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[補足1]
ほんの4、5年前まで、“日本馬が出走していない海外G1”の勝ち馬を即答できる方は、かなりコアな競馬ファンだったように思います。
SNSがいかに発達しようとも、たとえイギリスダービー級のG1であってもです。
オーギュストロダン出現以後は、続々と主要海外G1の勝ち馬がSNSのトレンドを賑わせるようになり、まさに世界が狭くなったように感じます。
[補足2]
日本馬が欧州競馬に挑む時、必ず課題として上がるのが、“時計がかかる、重い馬場への適正”。
一方、ディープインパクト産駒は、“時計の早い日本競馬”にマッチしているというのが定説。
ところが、欧州育ちのディープインパクト産駒・オーギュストロダンは、欧米の主要G1を6勝。
本場・欧州競馬が、日本競馬の定説を覆した‥とも受け取れます。
世界は、本当に広い!
[補足3]
海外馬の引退式(または相応の式典)が、日本で行われるのはもちろん史上初です。
[補足4]
“考える人”を制作した彫刻家、オーギュストロダン。
これが馬名の由来です。