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練習してなくても大丈夫!できないことをできるようにする音楽教室 music studio 音・音

保育、幼稚園教諭を目指す生徒さんたち

2019.01.19 21:27

ある高校の保育、幼稚園教諭を目指す生徒さんたちにピアノレッスンするため、週一で出稽古しています


現在の担当は2年生


2年生ともなれば、学校のことがいろいろわかって、慣れてきます


そうするとピアノレッスンをサボる人が急に増えます


真面目な人はきますが、今年担当の生徒は一人しか受けにきませんでした


その中には来た方がいい生徒が2人くらいいます。


弾けないのに来ない


大学への推薦枠があるのですが、音楽検定もその判断基準の1つになっているにもかかわらず、舐めているのです。


3年になってからその検定に合格するつもりなのでしょう。


ところが3年になると他の教科で忙しくなるため、ほぼピアノは弾けないと思います。


ホントのんびりしてます


先日その2年生の音楽検定試験がありました


私も試験官担当しました


レッスンに途中から来なくなった子も数人聴きました


元から弾けてた子はギリギリセーフの点数でしたが、試験で出たレベルのところまでいってなかった子は落ちました


将来、こどもたちと接して、きれいな音、歌声で指導していこうというのに、

全く自覚がなく

目の前のことをこなすことだけに必死になってる

一夜漬けっていうやつです 


暗記物はそれでもいいでしょう


でも音楽は違います


音楽は生き物です


奏でる人の体調やら性格、気分、


その人そのものが音に反映されます


いつも同じように弾いてるようでも、

同じようには弾けていません


毎日練習しろとは言いませんが、

一夜漬けでできるものではないのです


成長期のこどもたちに聞かせる音楽は

優しく温かく、元気良かったり、

美しいものであってほしいと思います

人間は生まれる前から、耳からの情報を最初に得て、亡くなる時も耳が最後だと聞きます


ですので、手を抜かないでほしいのです。


これを読んでくださったなかで、

保育を目指す方がいたら

覚えていてください


あなたの弾くピアノで、歌う声で

こどもたちがいろんな感情を受け取っています

楽しい歌、悲しい歌、元気になる歌、など


あなた自身がいろんな音を表現できる人になってください