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YOKO KURAHASHI

いま一番気になっているのは……来年の大河ドラマ『べらぼう』!

2024.11.27 14:13

From 倉橋燿子


寒暖差が激しい日々が続きますが、
あっという間に、もうすぐ12月。


だんだんと年末が
近づいてきましたね。



世間でも年末年始の情報が
いろいろ流れてくるなか
いま一番気になっているのは、

年明けから始まるNHK大河ドラマ

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』

(つたじゅうえいがのゆめばなし)




というのも、主人公の
「蔦重」こと蔦屋重三郎さんは、

「江戸の出版王」

とも呼ばれる人。


今から250年前の江戸時代に
喜多川歌麿や東洲斎写楽といった
若き才能ある作家を見出し、
ヒット作を続々と生み出した

いわば敏腕プロデューサー。


わたし自身、作家になる以前から
出版業界で長年生きてきたので
どうしても親近感が湧くし
その歴史を知りたくなっちゃう。



大河ドラマが決まったときには、
どういうことをした方なのか
まったく知りませんでしたが、
「出版王」と知ってからは、
気にならずにはいられない。


どんなドラマ展開が観られるのか
とっても楽しみにしている
ところです✨



蔦重さんがもし今の時代に
生きていたら、
どんなものを生み出していたのかな 


意気揚々と斬新なアイディアで
ヒット作を生み出しているのかな~


……な~んて、
想像をふくらませています。



ちょうどわたしも、新シリーズの
構想を練りながらも、かなり頭を
悩ませまくっているので💦
蔦重さんのあふれるアイディア、
発想力には、羨望のまなざし!


「爪の垢を煎じて飲みたい!」
くらいの気持ちです。。。😢




先週、用事があって日本橋界隈を
散歩していたら、
にぎわいのある一角に遭遇。



これは、もしや蔦重さん関連??

とポスターの浮世絵
吸い寄せられるように
思わず建物の中へ。



『へそ展(中央区産業文化展)』
っておもしろい名前だなぁと
思ったら、日本橋が「日本のへそ」
として昔から栄えてきたことに
ちなんだ名前で、二年に一度
中央区主催でイベントを行って
いるそう。



中では、産業や文化が紹介され
浮世絵版画の実演や木版画摺りの
体験が
あったりなど、
いろんなワークショップに
小学生たちが大ぜい参加されて
にぎやかでした~~☺




その中の一部に、やはり!
「べらぼう」の展示コーナー
がありました。


江戸時代の本屋さんを再現した
というフォトコーナーもあって
興味津々👀



へえぇ~
こんな雰囲気だったんですね~。


大河ドラマは”物語”も楽しみ
だけど、こういう当時の暮らしが
映像でリアルに見られるのも
イイですよね!



蔦重さんが生まれ育ち、
書店「耕書堂」を構えたのは吉原
浅草からすぐの場所。


その10年後には、その頃
商業地として栄えていた
日本橋へ書店を移転させ進出



実は、浅草も日本橋も
『倉橋惣三物語』を書いたときに
何度も取材に行った
なじみのある土地なので、
調べるほどにご縁を感じてしまう。

この時代は明治時代ですが、
惣三さんもまた、幼少期を
浅草で過ごしていました。


ちなみに惣三さんの
奥さんの実家は、
日本橋で出版業を営んで
いたんです。




大河主演・蔦重さん役を演じるのは
横浜流星さん。

お相手は小芝風花さんだそうです



いろいろ、ワクワクするなぁ~✨



ちなみに『へそ展』は終了して
いますが、ゆかりの地では今後
イベントが増えそうですよ。



みなさんは、「江戸の出版王」
気になりますか?