いま一番気になっているのは……来年の大河ドラマ『べらぼう』!
From 倉橋燿子
寒暖差が激しい日々が続きますが、
あっという間に、もうすぐ12月。
だんだんと年末が
近づいてきましたね。
世間でも年末年始の情報が
いろいろ流れてくるなか
いま一番気になっているのは、
年明けから始まるNHK大河ドラマ
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
(つたじゅうえいがのゆめばなし)
というのも、主人公の
「蔦重」こと蔦屋重三郎さんは、
「江戸の出版王」
とも呼ばれる人。
今から250年前の江戸時代に
喜多川歌麿や東洲斎写楽といった
若き才能ある作家を見出し、
ヒット作を続々と生み出した
いわば敏腕プロデューサー。
わたし自身、作家になる以前から
出版業界で長年生きてきたので
どうしても親近感が湧くし
その歴史を知りたくなっちゃう。
大河ドラマが決まったときには、
どういうことをした方なのか
まったく知りませんでしたが、
「出版王」と知ってからは、
気にならずにはいられない。
どんなドラマ展開が観られるのか
とっても楽しみにしている
ところです✨
蔦重さんがもし今の時代に
生きていたら、
どんなものを生み出していたのかな
意気揚々と斬新なアイディアで
ヒット作を生み出しているのかな~
……な~んて、
想像をふくらませています。
ちょうどわたしも、新シリーズの
構想を練りながらも、かなり頭を
悩ませまくっているので💦
蔦重さんのあふれるアイディア、
発想力には、羨望のまなざし!
「爪の垢を煎じて飲みたい!」
くらいの気持ちです。。。😢
先週、用事があって日本橋界隈を
散歩していたら、
にぎわいのある一角に遭遇。
これは、もしや蔦重さん関連??
とポスターの浮世絵に
吸い寄せられるように
思わず建物の中へ。
『へそ展(中央区産業文化展)』
っておもしろい名前だなぁと
思ったら、日本橋が「日本のへそ」
として昔から栄えてきたことに
ちなんだ名前で、二年に一度
中央区主催でイベントを行って
いるそう。
中では、産業や文化が紹介され
浮世絵版画の実演や木版画摺りの
体験があったりなど、
いろんなワークショップに
小学生たちが大ぜい参加されて
にぎやかでした~~☺
その中の一部に、やはり!
「べらぼう」の展示コーナー
がありました。
江戸時代の本屋さんを再現した
というフォトコーナーもあって
興味津々👀
へえぇ~
こんな雰囲気だったんですね~。
大河ドラマは”物語”も楽しみ
だけど、こういう当時の暮らしが
映像でリアルに見られるのも
イイですよね!
蔦重さんが生まれ育ち、
書店「耕書堂」を構えたのは吉原。
浅草からすぐの場所。
その10年後には、その頃
商業地として栄えていた
日本橋へ書店を移転させ進出。
実は、浅草も日本橋も
『倉橋惣三物語』を書いたときに
何度も取材に行った
なじみのある土地なので、
調べるほどにご縁を感じてしまう。
↑
この時代は明治時代ですが、
惣三さんもまた、幼少期を
浅草で過ごしていました。
ちなみに惣三さんの
奥さんの実家は、
日本橋で出版業を営んで
いたんです。
大河主演・蔦重さん役を演じるのは
横浜流星さん。
お相手は小芝風花さんだそうです。
いろいろ、ワクワクするなぁ~✨
ちなみに『へそ展』は終了して
いますが、ゆかりの地では今後
イベントが増えそうですよ。
みなさんは、「江戸の出版王」
気になりますか?