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さいたま自死遺族の集い*星のしずく

ひとりひとり

2024.11.28 05:11



以前、星のしずくオンラインの集いでシェアされていた『ちひろ美術館in東京』に初めて行って観ました。





待ち合わせは、西武新宿線>>上井草駅。


ガンダム像のある南口のベンチ。



そこから徒歩7分くらいの静かな住宅地の中に、ちひろの生活していた自宅兼アトリエを改造して築き上げた美術館がありました。



📷撮影許可展示室4『多目的ホール』より


多くのエリアは撮影禁止でしたが、1972年頃のちひろのアトリエを部屋ごと復元した空間もあり、彼女が実際に愛用していた品々を間近にみることができました。


復元アトリエの外壁に、ちひろの生涯が西暦で記されていました。


ご存じの方も多いかと思いますけれど、彼女は初婚だった夫を自死で亡くされている、自死遺族でもあったのですね。



やわらかく薄めのパステルカラー調で描かれた作品は、一見単純にかわいい☆と思われるのですが、なんとも表現し難い味わい深い『陰影』がどの作品からも感じられていたので、ああそうか、そういう経験をしたことも糧になっているのかなと思いました。


晩年に描いた『戦火のなかの子どもたち』では、その彼女独特の影がとても素晴らしく、作品からゾクッとするほど静かな凄みを感じるのです。





1974年、肝ガンのため死去。享年55。


現存する作品は約9600点。



ミュージアムショップでは、ちひろのコレクション作家グッズ、絵本、画材、おもちゃ等の品をそろえており、その中にはゾク仲間の御子シンボルたちが存在をアピールしていて、おもわずニマニマしてしまいましたyo(^-^)🌟🌟





新宿ランチ後に立ち寄った御苑では、ちらほらと色づいてきた紅葉をパシャリ。


まだ三分咲きならぬ三分色づき紅葉といったところでしょうか。




今回タイミング良くご一緒したのは、私が事後半年後から数年間毎月参加させていただいた『とうきょう自死遺族自助グループ みずべの集い』で出会い、過去最もメンタルの苦しい時期に対面で語り合い、その後コロナ禍を通して交流を続けてきた天使ママたち。





久々に会っても、旧友以上にとても懐かしい、けれど妙な隔たりや気恥ずかしさ(?)を感じない繋がり。



事後に出会ってきた多くのご遺族のことも思い出したり、歩き続けている道を顧みるような充実した時間にもなりました。

(今後…未来に向けての話題もね)




悲しみは手放したくない愛しいもの。


すべての苦悩が無くなることなどないけれど、あれほどに苦しかった日々が過去の歴史になりつつある。



よく頑張ったね。


ほんとによく頑張り続けているよ。


お疲れさん。



自分自身を抱きしめる。


🦋バタフライハグ🦋

(☆草木すみれさんのワーク、イントロでおしえていただきました)





有り難う。


また、生きてタイミングが合ったときには会えるといいね。




📷御苑近くの街角で出くわした、ビストロ(お好み焼き飲食店)🍀クローバー🍀をキャッチ( ´∀`)b! 今度入ってみたいな🌟🌟

(⇒愛しい我が子のシンボルサインとは?



そうそう、ちひろ美術館in東京のコーナーに置いてあったこの紙。

『ひとりひとり――』



この言葉のあとに、あなたが紡ぐとすればどんな言葉ですか?



その場ですぐには書き出せなかったので、お持ち帰りしてしまいましたが(;^ω^)。


こころの中で、今の想いを言葉にしてみているところです。




◆自死遺族の集い

<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>

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